「ボールに行っているわけじゃないので、レッドカードはやむなし」
さらに奥谷氏は、西村氏がプレーを予測した動きで、対象のシーンをきっちりと見るような工夫をしていたとしながらも、「(肩に掛かった)あの手はしっかり見えていなかったと思う」と主張。ただし、「経験豊富なレフェリーはどこに行けばしっかりファウルが見えるか分かっているが、なかなか見切れなかった部分もある」としたうえで、「ああいう形で倒れると(笛を)吹かざるを得ない。吹くと、ボールに行っているわけじゃないので、レッドカードで退場はやむなし」と解説した。岸本のファウルがボールへのチャレンジではなかったことが、レッドカード提示の決定打となったとしている。
やはり出演者でタレントの平畠啓史さんは、奥谷氏の解説を受けて、「岸本選手も手を離そうとしていたしなあとか、なんとかプレーしようとしていたしなあと感じて、自分も見ていたところがある。だから、レッドは厳しいんじゃないのという感覚でした」と、一連のプレーに感想を述べた。
結果的に、このファウルがいわゆるDOGSO(ドグソ/決定的な得点機会を阻止すること)とみなされ岸本は退場に、マテウスのPKによる先制点に繋がった。結果、名古屋が3-0で勝利した試合となったが、日本代表キャプテンとしては古巣の勝利にも看過できない微妙なワンシーンとなったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
結果的に、このファウルがいわゆるDOGSO(ドグソ/決定的な得点機会を阻止すること)とみなされ岸本は退場に、マテウスのPKによる先制点に繋がった。結果、名古屋が3-0で勝利した試合となったが、日本代表キャプテンとしては古巣の勝利にも看過できない微妙なワンシーンとなったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部