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【ブンデスリーガの注目選手/前編】2大ストライカーは今季も必見!鎌田、長谷部、遠藤航に求められる役割は?

カテゴリ:ワールド

中野吉之伴

2021年09月10日

フランクフルトの2人のサムライに期待されるのは?

すっかりチームの顔となっている鎌田(左)と長谷部(右)。(C) Getty Images

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●鎌田大地(フランクフルト/日本代表MF)
 昨シーズンは自身が目標にしていた「得点とアシスト合わせて15スコアポイント」を見事に達成。今夏はプレミアなどへの移籍の噂が絶えなかったが、移籍市場が閉まったことでそうした周囲の雑音も収まるだろう。

 新監督、新加入選手、新システムでシステマティックな戦い方が根付くまでは時間がかかるだろうが、昨シーズンまでとはまた異なったクオリティを持った選手がオフェンス陣に抱えているフランクフルトで、この25歳が担うべき役割は大きい。

 年々直実に成長している万能アタッカーは、走力があり、味方のためにスペースを作ることができ、チャンスを創出するパスを送ることができる。アタッキングサードではひらめきのあるプレーで相手を揺さぶり、鋭いステップでゴールを強襲する。フランクフルトが機能するための動力源とならなければならない存在だ。

 加えてブンデスの激しさにも慣れてきて、競り合いで強さを発揮するシーンも増えてきている。相手選手に文句を言ったり、審判の判定に食い下がったりというアグレッシブな姿勢はドイツ人ファンからとても好評。今シーズンも上位進出を果たすクラブにとって欠かせない存在だ。
 
●長谷部誠(フランクフルト/元日本代表MF)
 37歳のリーグ最年長選手は今シーズンも健在。オリバー・グラスナー新監督はその経験とプレーインテリジェンスを高く評価し、開幕のドルトムント戦では故障で欠場したゼバスティアン・ローデの代わりにキャプテンを務めた。

 プロフェッショナルな姿勢と試合への準備は若手選手にとって大きな手本であり、みんながその所作を真似しようとしているという。ボランチで攻守のバランスを取り、どんな場面でも冷静なそのプレーはチームの潤滑油として貴重な働きをみせている。

 一方で世代交代を進めるチーム事情もあり、他の選手のコンディションとフォーム、組み合わせなどで出場機会を若手に譲る機会も少なくないかもしれない。

 それでも本人は「監督は自分の良さ、ウィークポイントを理解してくれている。監督がやりたいサッカーで自分がどれだけ当てはまるか」と話しており、1試合1試合常に万全の準備で試合に臨む。
 

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