【ブンデスリーガの注目選手/前編】2大ストライカーは今季も必見!鎌田、長谷部、遠藤航に求められる役割は?

カテゴリ:ワールド

中野吉之伴

2021年09月10日

ドイツのファン全体が喜んだハーランドの残留

今シーズンの注目の(左から)長谷部、ハーランド、レバンドフスキ、鎌田、遠藤。(C) Getty Images

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 今シーズンも「スカパー!」で全試合生中継されるのがブンデスリーガ1部だ。昨シーズンの上位チームが軒並み新監督を迎えるなか、34歳のユリアン・ナーゲルスマンに指揮を託した絶対王者バイエルンは、前人未到の10連覇を達成できるのか。久々の新チャンピオンが誕生するのか。日本人選手の活躍とともに今季も目が離せない。

 ここでは、そんな新シーズンを盛り上げる注目選手を紹介。前編では、ゴールを量産する新旧の2大ストライカーと3人の日本人選手をフィーチャーする。

―――◆―――◆―――

●ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/ポーランド代表FW)
 昨シーズンに41ゴールを挙げ、達成不可能と思われていた故ゲルト・ミュラーが保持していたシーズン最多得点記録(40点)をついに更新した。今シーズンもここまでリーグ3試合ですでに5得点をマークし、2シーズン連続40ゴールさえ可能なのではないかと思わせるほどの充実ぶりだ。

 あらゆるプレーができるストライカーで、いつ、どこへ、どのようにポジショニングを取ればいいかを熟知しており、ペナルティエリアの中でも外でも効果的なプレーをすることができる。身体のどこを使ってもゴールを決めることができるし、相手との距離感、身体の使い方、シュートへの持ち込み方はまさに円熟の業だ。

 ゲルト・ミュラーのゴールを数多くアシストしてきた元西ドイツ代表左SBパウル・ブライトナーも、「半端ないクオリティと貪欲さを持っている。あれほどの選手はゲルトしか知らない」とコメントするほどだ。

 そう、この男は歩みを止めない。世界最優秀選手に選ばれた今も、自分のプレーをさらに高めるために取り組んでいる。今シーズンはユリアン・ナーゲルスマン新監督の下、さらに戦術的な動きのバリエーションが増えそうだ。
 
●アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー代表FW)
 移籍も取り沙汰されただけに、残留したことで、ドルトムントのサポートのみならず、ドイツのサッカーファンが大喜びしている。20歳ながら、ダイナミックさ、パワー、スピード、決定力を持ち併せ、ゴール前での冷静さは本当に素晴らしい。ハマった時の破壊力は恐ろしいものがある。ワールドクラスのストライカーになれる資質を間違いなく兼ね備えている選手だ。

 課題は得意な形を防がれたときの対処だろう。もちろん好不調の波はどんなトッププレーヤーでもあるし、相手にがちがちに守備を固められ、ペナルティエリア周辺にスペースがなくなると難しくはなる。そうしたなかでも試合の流れから完全に取り残されず、虎視眈々とチャンスを作り、チャンスを活かせるようなバリエーションも必要になってくるはずだ。

 最近は苦手だったポストプレーにも改善の傾向がみられる。ボールを足下に収め、味方の攻め上がりを引き出すプレーが増えてきているため、ドルトムント全体の攻撃がスムーズになっている。貪欲に自分の課題と向き合い、誰よりもハングリーに勝利を追い求める。そんな怪物ストライカーの成長物語は、ブンデスリーガにとって魅力的なコンテンツだ。
 

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