アタッカー陣が決め切れるかどうかが勝負の鍵
メキシコは中盤から左右に展開させると多彩な攻撃を仕掛けて来るが、センターバック のバスケスとセサル・モンテスにうまくプレッシャーをかけることができれば、GKギジェルモ・オチョアに戻してロングボールを選択して来る傾向が強い。ブラジル戦ではそこで前線のマルティンが相手のセンターバックになかなか競り勝てず、セカンドボールも拾われてメキシコが守勢になるシーンが多かった。
日本としても体力的にやや厳しい状況ではあるが、しっかりとプレッシャーをかけることで、中盤から繋ぎにくい状況を作ることでロングボールを選択させて、吉田麻也らCBがうまく撥ね返せば、中盤で前向きにボールを持って攻撃につなげることもできる。そうした形からある程度チャンスは作れそうだが、結局はニュージーランド戦、スペイン戦とゴールを奪えていないアタッカー陣が決め切れるかどうかは勝負の鍵になる。
日本としても体力的にやや厳しい状況ではあるが、しっかりとプレッシャーをかけることで、中盤から繋ぎにくい状況を作ることでロングボールを選択させて、吉田麻也らCBがうまく撥ね返せば、中盤で前向きにボールを持って攻撃につなげることもできる。そうした形からある程度チャンスは作れそうだが、結局はニュージーランド戦、スペイン戦とゴールを奪えていないアタッカー陣が決め切れるかどうかは勝負の鍵になる。
3位になりメダルを獲得することだけを考えれば、セットプレーから吉田のへディグシュートでも、相手のオウンゴールでもいい。ただ、泣いても笑っても五輪の最終戦であり、流れの中からアタッカー陣がゴールできれば先につながって来る。
その意味では久保や堂安にも期待だが、ここまで獅子奮迅の働きを見せながらゴールという結果を出せていない林大地をはじめ上田綺世、前田大然など、スペイン戦で示せなかった結果を3位決定戦で出せるかどうかにも注目だ。
文●河治良幸
【五輪代表PHOTO】U-24日本 0-1 U-24スペイン|スペイン相手に善戦もアセンシオの一撃に沈む。銅メダルをかけてメキシコとの3位決定戦へ
その意味では久保や堂安にも期待だが、ここまで獅子奮迅の働きを見せながらゴールという結果を出せていない林大地をはじめ上田綺世、前田大然など、スペイン戦で示せなかった結果を3位決定戦で出せるかどうかにも注目だ。
文●河治良幸
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