これまで以上の逞しさを身に付けている
さらに中盤では大卒1年目の橘田健人が試合を重ねるごとにパスのリズム、周囲との親和性を高めており、ACLのユナイテッド・シティ戦ではハットトリックの活躍。過度の期待は禁物であろうが、注目度は上がっている。ちなみに同じくインサイドハーフを務める今季の新戦力、小塚和季も徐々に持ち前のパスセンスを発揮しており、出場機会を増やしそうだ。その意味でリーダーとして逞しさを増す脇坂泰斗、五輪戻りの旗手らレギュラー争いも楽しみである。
そして、なにより新型コロナウイルスの影響で行動規制があるなか、中2日で戦ったACL、帰国後、コロナの陽性者が出てトレーニングを行なえない日もあったなかで勝ち切った天皇杯を含め、チームはこれまで以上の逞しさを身に付けている点も見逃せない。鬼木監督が評価するポイントもそこだ。
タフさは今後の試合にも生きるはずで、田中らキーマンを欠いたうえでも、チーム一丸となって戦うことができるだろう。
そして、なにより新型コロナウイルスの影響で行動規制があるなか、中2日で戦ったACL、帰国後、コロナの陽性者が出てトレーニングを行なえない日もあったなかで勝ち切った天皇杯を含め、チームはこれまで以上の逞しさを身に付けている点も見逃せない。鬼木監督が評価するポイントもそこだ。
タフさは今後の試合にも生きるはずで、田中らキーマンを欠いたうえでも、チーム一丸となって戦うことができるだろう。
今後はルヴァンカップの戦いも始まり(プライムステージ<ベスト8›から登場。浦和と対戦)、ACLのノックアウトステージも控える(ラウンド16で韓国の蔚山現代と対戦)。
これまで以上の厳しい戦いが続くが、ACL、天皇杯で見せた勝負強さ、そして選手層の厚さを生かしつつ、記録と記憶に残るシーズンをさらに進みたい。天皇杯の千葉戦後、ようやく休息を取り、改めて英気を養ったチームの再スタートに注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】笑顔と力強い手拍子で後押しした川崎フロンターレサポーター!
これまで以上の厳しい戦いが続くが、ACL、天皇杯で見せた勝負強さ、そして選手層の厚さを生かしつつ、記録と記憶に残るシーズンをさらに進みたい。天皇杯の千葉戦後、ようやく休息を取り、改めて英気を養ったチームの再スタートに注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】笑顔と力強い手拍子で後押しした川崎フロンターレサポーター!