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驚異の身体能力は元実業団バレー選手の母親譲り。劣悪ピッチも厭わないGK谷晃生のポテンシャル【五輪代表エピソード】

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2021年07月16日

「上の世代とか下の世代とか一切関係ありません。代表に入る資格がある選手なら実力がすべて」

ともに五輪代表に選ばれた大迫(中央)は、育成年代から苦楽を共にしてきた仲間でありライバル。その関係は今後も継続されていくだろう。写真:安藤隆人

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 当時から大人びたコメントや立ち居振る舞いをする選手だった。だからこそ、彼は高2からJ3リーグで3シーズン経験を積み、昨年に湘南ベルマーレに移籍をすると守護神の座をガッチリと掴んで、順調に成長を遂げた。

「上の世代とか下の世代とか一切関係ありません。その代表に入る資格がある選手なら、そこからはもう実力がすべて。迫(大迫敬介)や(若原)智哉、(鈴木)彩艶などは本当に素晴らしいライバルだし、これからずっとライバルとして付き合っていく存在だと思っているので、お互いをリスペクトしながらやれていますし、僕を成長させてくれる存在だと思っています」
 
 U-24日本代表に20歳で選ばれ、守護神の座を掴もうとしているが、それは確定的なものではないし、仮に東京五輪でプレーできても、その先の世界でずっと守護神を張れるとは思っていない。

 目の前の試合に全力を尽くすスタイルはこれからも変わらない。だが、彼が持つ武器は本当に魅力的で、将来性を持っていることは間違い無いだけに、東京五輪でさらに一皮剥けて、日本のGKをリードする存在になってほしいと切に願う。

文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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