【日本代表】W杯アジア2次予選・初戦に臨む招集メンバー25人の近況レポート|国内組編

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年06月02日

MF編:ボール奪取力の高さを誇る山口のコンディションは徐々に改善。

リーグ序盤戦は右膝の調子を見ながらのプレーが続いた山口だが、徐々に本領を発揮。持ち前のボール奪取力を代表戦でも発揮したい。(C) SOCCER DIGEST

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MF
柴崎 岳(鹿島)
今季成績(J1):13試合・2得点
 
 リーグ戦の全試合にフル出場し、不動のボランチとしてフル稼働。セットプレーのキッカーを任され、2得点・5アシストとゴールに直結する仕事もこなしている。豊富な運動量と正確なパスは相変わらずで、守備ではインターセプトを連発。もはや鹿島の軸は柴崎だと言えるほどの存在感を放っている。
 
 日本代表の3月シリーズでは、トップ下で起用されたが、今回は本職のボランチで出番がありそうだ。果敢にエリア内に飛び込む積極性や高精度のミドルなど、クラブで披露している質の高いパフォーマンスを見せてくれるだろう。
 
MF
山口 蛍(C大阪)
今季成績(J2):15試合・0得点
 
 今季のJ2開幕戦で右膝半月板の損傷から211日ぶりに復帰すると、3月の日本代表への招集で欠場した1試合を除き、15試合でフル出場を続けている。当初は「まだ不安がある」と、右膝の状態を探りながらプレーしていた印象だが、徐々にパフォーマンスを上げ、素早い寄せと強靭なフィジカルを活かしたボール奪取でチームを支えている。
 
「自分が主力になりたい」と代表でのレギュラー奪取へ強い意欲もある。ただ、心配なのはチームが外国人3トップ(フォルラン、カカウ、パブロ)を採用し、守備面での負担が非常に大きくなっている点。試合数の多いJ2の戦いに加え、代表の活動で身体を酷使した際の反動が懸念される。昨季はワールドカップ後に休みなくプレーし負傷してしまっただけに、アピールを続けながら、自らの状態もしっかり考慮したい。
 
MF
谷口彰悟(川崎)
今季成績(J1):14試合・1得点
 
 今季は主にCB、3バックの左でプレーするが、ボランチでも数試合プレーしている。本来はボランチを主戦場とするだけに足もとの技術に優れ、複数のポジションをそつなくこなすほど戦術理解度も高い。
 
 182センチとサイズもまずまずで、リーグ8節の柏戦では打点の高いヘディングでゴールを叩き込んだ。攻守の能力を高いレベルで備えているだけに、もう一皮むければ代表の主軸となっても不思議はない。
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