【日本代表】W杯アジア2次予選・初戦に臨む招集メンバー25人の近況レポート|国外組編

カテゴリ:日本代表

遠藤孝輔、松澤浩三

2015年06月02日

MF編:DFBカップ決勝で絶頂時を彷彿とさせた香川。

尻上がりに調子を上げた香川は、ラスト6試合で3得点。DFBカップ決勝ではアタッキングサードで違いを作り出し、絶頂時を彷彿とさせる。 (C) Getty Images

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MF
長谷部 誠(フランクフルト)

今季成績(ブンデスリーガ):33試合・0得点
 
 国内リーグでチームトップの出場時間(2852分)を確保したとおり、シーズンの最後まで不動のボランチとしてフル稼働した。
 
 26節から6試合未勝利とチーム状態が悪化しても、長谷部自身の出来に大きなブレはなく、献身的に中盤のスペースを埋める一方、ボール保持時は堅実なパスで繋ぎの起点となった。
 
 国内カップと代表戦を含めると、昨年7月以降は公式戦42試合に出場している。その大半がフル出場だったため、疲労は溜まっているだろう。
 
MF
香川真司(ドルトムント)

今季成績(ブンデスリーガ):28試合・5得点
 
 ドルトムントでの今シーズン最終戦となったDFBカップ決勝で、ブンデスリーガ連覇に貢献した絶頂時(11~13シーズン)を彷彿とさせる圧巻のパフォーマンスを披露した。
 
 素早いターンや繊細なボールタッチを武器に、仕掛けや崩しの局面で輝き、正確無比のクロスで決定機を演出する――そのうちの1本は先制点のアシスト――など、強豪ヴォルフスブルクを相手に、アタッキングサードで大きな違いを作り出した。
 
 そのファイナルで自身に訪れた決定機こそ惜しくも逃したが、リーグ戦のラスト6試合で3ゴールを奪うなど、本来の得点力も取り戻しつつある。
 
MF
清武弘嗣(ハノーファー)

今季成績(ブンデスリーガ):32試合・5得点
 
 シーズン終盤に指揮官が交代しても、1年目のハノーファーで掴んだレギュラーの座を守り抜いた。
 
 ラスト10試合でピッチに立たなかったのは、風邪の影響で休養となった30節のホッフェンハイム戦だけ。サイドでの起用が多かったシーズン前半とは異なり、本職のトップ下を務め、攻撃陣を牽引するキーマンのひとりとなっていた。
 
 残留が懸かった最終節では、ダイビングヘッドで先制ゴール。チームの勝利に貢献し、有終の美を飾っている。

不動のボランチとして攻守に質の高いパフォーマンスを重ねた長谷部。その勤続疲労が気になるところ。 (C) Getty Images

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シーズンを通して主力として活躍した清武は、最終節ではチームを残留に導く貴重な先制ゴールを挙げた。 (C) Getty Images

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