【J1採点&寸評】清水×川崎|攻め切った清水が5得点爆勝!

カテゴリ:Jリーグ

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年05月31日

風間監督は「雑なサッカーをした当然の結果」とピシャリ。

リーグ開幕戦以来となるホームでの勝利。川崎相手に攻め切ったこと、若手が結果を残したこと。清水が掴んだ掴んだ手応えは大きい。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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【川崎|採点・寸評】
GK
30 新井章太 5
石毛の2点目のミドルなど相手を褒めるべきゴールも多かったが、5失点はいただけない。集中力を保てなかった印象。
 
DF
17 武岡優斗 5
対面する相手を止められず、球際の甘さを露呈。攻撃面でもボールを持ち運ぶ場面が少なく、低調なパフォーマンスだった。
 
3 角田 誠 5
守備ではP・ウタカの突破を防ぎ切れず。後半は前に上がるシーンが増えたが、その隙を相手につけ込まれて失点が増加。
 
5 谷口彰悟 5
前半30分過ぎの時間帯は、効果的な押し上げで中盤に厚みを生む。それ以外の場面では、CBでもボランチでもパッとせず。
 
MF
19 森谷賢太郎 5
セカンドボールを拾おうとする意図は感じられたが、相手の中盤を捕まえ切れず。フィルター役としては不合格だろう。
 
14 中村憲剛 5
視野の広さとプレーアイデアは見せたが、この日は肝心の精度が低かった。チームの心臓が乱れては、敗戦もやむなしか。
 
18 エウシーニョ 5
エリア内に切り込むドリブルには迫力あり。一方で守備が疎かで、後半に入るとスタミナ切れからか存在感がより希薄に。
 
20 車屋紳太郎 5.5
ボールを“さらし”てから抜くドリブルにはセンスを感じる。1アシストを記録し、終盤には惜しいアーリークロスも送った。
 
FW
15 船山貴之 5
最前線から下がってボールを受ける動きが目立ったが、いまひとつ周囲との呼吸が合わず。FWとしての怖さも足りなかった。
 
10 レナト 6
スピードとパワーに溢れ、フィニッシュでも崩しでも違いを生む。1ゴールのほかにも、何度か相手のゴールに迫っていた。
 
9 杉本健勇 5.5
相手からの“プレゼントパス”を叩き込み、3試合連続ゴール。ただし、それ以外ではミスが目立ったため評価を下げた。
 
交代出場
DF
4 井川祐輔 5
谷口と中村のポジションをひとつずつ上げるために投入されたが、いきなり水谷に切り込まれるなど守備を安定できず。
 
MF
26 三好康児 5
何度か相手最終ラインの背後に飛び出すが、パスが届かず。総じてボールを持つ時間が少なく、見せ場は訪れなかった。
 
監督
風間八宏 5
攻守両面でのミスの多さを嘆き、「雑なサッカー」と総括。負けるべくして負けたと、言葉少なにスタジアムを後にした。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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