ボランチの激しいレギュラー争いは続く。
ゲーム前のプランでは、後半途中で交代する予定だったが、川村が接触プレーで負傷したこともあり、指揮官は澤をピッチに残し、フルタイム出場となった。代表戦で90分間プレーできたことは、本大会に向けて「自信になりました」(澤)。
もちろん、劣勢を強いられた時間もあったチーム同様、100パーセントの出来ではない。指揮官も「“澤の神”に助けられた」と口にしながら、手放しでの称賛は控えた。
「後半の途中までは非常に良かったのですが、終盤には多少、疲労の色も見られた。守備の部分では良かったのですが、攻撃に向けた展開で、前にスペースがあるのに、そこを見つけられず、パスを受けても出し手へ返すだけになってしまう部分があった」(佐々木監督)
28日に行なわれる、イタリア戦では、おそらく阪口夢穂が復帰する。この日途中出場した宇津木瑠美や、田中明日菜など、ボランチのレギュラー争いは激しい。本大会でも対戦相手やコンディションを踏まえたうえでのローテーション起用が考えられる。
それでも「意識し過ぎるのはいけないんですが、やはり特別な選手」(宮間)の復調は、頼もしい限りであり、対戦国には大きな重圧になるはずだ。
取材・文:西森 彰(フリーライター)
もちろん、劣勢を強いられた時間もあったチーム同様、100パーセントの出来ではない。指揮官も「“澤の神”に助けられた」と口にしながら、手放しでの称賛は控えた。
「後半の途中までは非常に良かったのですが、終盤には多少、疲労の色も見られた。守備の部分では良かったのですが、攻撃に向けた展開で、前にスペースがあるのに、そこを見つけられず、パスを受けても出し手へ返すだけになってしまう部分があった」(佐々木監督)
28日に行なわれる、イタリア戦では、おそらく阪口夢穂が復帰する。この日途中出場した宇津木瑠美や、田中明日菜など、ボランチのレギュラー争いは激しい。本大会でも対戦相手やコンディションを踏まえたうえでのローテーション起用が考えられる。
それでも「意識し過ぎるのはいけないんですが、やはり特別な選手」(宮間)の復調は、頼もしい限りであり、対戦国には大きな重圧になるはずだ。
取材・文:西森 彰(フリーライター)