DFBカップ決勝が恩師クロップ監督と臨む最後の試合に。
香川にとってもクロップ監督が特別な存在であったことは間違いない。クロップ監督の下で計3シーズンプレーし、108試合に出場。35得点・25アシストを記録し、リーグ2連覇と国内二冠を達成した。日本からやってきた無名の若者が世界的な選手へとステップアップすることができたのも、クロップ監督の存在があったからと言っても過言ではないだろう。
日本からやってきた当時21歳の才能を見抜いたクロップ監督は、すぐさまチームの中心に据えた。するとデビューシーズンの前半戦で全17試合に出場し、8得点・1アシストをマーク。怪我で後半戦を棒に振ったもののリーグ制覇につながる働きを見せ、さらに2年目は31試合に出場。13得点・12アシストという確固たる結果を残した。
リーグ2連覇と国内二冠の原動力となり、優勝を決定する試合で決勝点を奪うなど、香川はスピード感溢れるドルトムントのサッカーを象徴する存在として世界中にその名を馳せた。
今季ドルトムントに復帰するも、チームの不調とともに香川自身も思うような結果を残せなかったが、最後にやっと自信も手応えも感じるようなプレーを恩師に見せることができた。
ドルトムントとクロップ監督のシーズンはあと7日間続く。週末にはクロップ監督とともに臨む最後の試合、DFBカップ決勝が控えている。優勝して有終の美を飾りたいと考えているのは香川も同じだ。自身も満足のいくプレーを見せてクロップ監督を送り出したいところだろう。
取材・文:山口裕平
日本からやってきた当時21歳の才能を見抜いたクロップ監督は、すぐさまチームの中心に据えた。するとデビューシーズンの前半戦で全17試合に出場し、8得点・1アシストをマーク。怪我で後半戦を棒に振ったもののリーグ制覇につながる働きを見せ、さらに2年目は31試合に出場。13得点・12アシストという確固たる結果を残した。
リーグ2連覇と国内二冠の原動力となり、優勝を決定する試合で決勝点を奪うなど、香川はスピード感溢れるドルトムントのサッカーを象徴する存在として世界中にその名を馳せた。
今季ドルトムントに復帰するも、チームの不調とともに香川自身も思うような結果を残せなかったが、最後にやっと自信も手応えも感じるようなプレーを恩師に見せることができた。
ドルトムントとクロップ監督のシーズンはあと7日間続く。週末にはクロップ監督とともに臨む最後の試合、DFBカップ決勝が控えている。優勝して有終の美を飾りたいと考えているのは香川も同じだ。自身も満足のいくプレーを見せてクロップ監督を送り出したいところだろう。
取材・文:山口裕平