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森重が4位、稲垣が8位。Jリーグの「デュエル・マスター」は誰だ? 勝利数1位で勝率もダントツだったのは…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月26日

2位は名古屋のマテウス、3位は広島の荒木隼人!トップは…

5月25日時点の「デュエル」ランキングのトップは神戸の菊池。得点後だけでなく、ビッグセーブにも雄叫びを上げるスタイルでお馴染みだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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◆1位~10位
 Jリーグで最もデュエル勝利数が多かったのは、強靭なフィジカルをベースにした闘志あふれる守備が持ち味の菊池流帆(神戸)の120回だ。勝率もデュエル回数100回を超えた選手の中では、ただ一人70パーセント以上を記録。まさしくJリーグの「デュエル・マスター」と言えるだろう。

 2位のマテウス(名古屋)は、三笘と同様にタックル成功数と空中戦勝利の数は24と少なく、多くがドリブル突破での勝利数だ。またマテウスを上回るデュエル回数を記録したのは湘南の大橋祐紀でリーグトップの232回。こちらは97回の勝利数のうち41回が空中戦での勝利と最前線での役割が反映されている。

 上位には身体能力を活かした空中戦や球際に強いセンターバックの選手が多く並んだが、中盤では奥埜博亮(C大阪)や前寛之(福岡)、稲垣祥(名古屋)といった“水を運ぶ”タイプの選手が食い込んでいる。

1位
DF 菊池流帆(神戸) 120/165

2位
FW マテウス(名古屋)109/221

3位
DF 荒木隼人(広島) 103/156

4位タイ
DF 森重真人(FC東京)102/155
MF 奥埜博亮(C大阪) 102/171

6位
DF 町田浩樹(鹿島) 101/155

7位
DF 大南拓磨(柏)     98/145

8位タイ
FW 大橋祐紀(湘南) 97/232
MF 前 寛之(福岡) 97/174
MF 稲垣 祥(名古屋)97/160
 
◆デュエル勝率
 一方で、コロナ禍のJリーグは、チームごとに消化試合数にかなりのバラツキがある。単純な勝利数だけでデュエルの強さを測ることはできないだろう。そこで、10試合以上に出場した選手を対象(GKを除く)に、デュエル勝率のトップ30をチェックしたい。そして、前述の通りここでもトップに立ったのは神戸の菊池。デュエル勝利数100回超の選手の中で見ても、2番目の荒木に6%以上の大差をつけている。

 また、勝率ランキングの上位には、渡辺剛(FC東京)、ジエゴ(徳島)、昌子源(G大阪)といった勝利数では30位以内に入ってこなかった選手もランクイン。さらにプレータイムを伸ばしつつ、勝率を維持していけば勝利数でのランキングも上がっていくだろう。シーズン終盤戦には、今回のランキングがどう変わっていくのかが楽しみだ。

デュエル勝率ランキングTOP30
Pos.選手名(所属)勝率(勝利数/回数) 試合数/出場時間(分)
DF菊池流帆(神戸) 72.73%(120/165)  14/1260
DF渡辺 剛(FC東京)69.88%(58/83)  12/974
DFジエゴ(徳島)  68.57%(72/105)  13/817
DF昌子 源(G大阪) 68.22%(73/107) 12/1080
DF大南拓磨(柏)     67.59%(98/145)  11/990
DF平岡康裕(仙台) 66.95%(79/118)  14/1029
MF青木拓矢(FC東京)66.67%(40/60)  10/548
MF茨田陽生(湘南) 66.67%(14/21)   11/242
DFチアゴ・マルチンス(横浜)66.07%(74/112)14/1260
DF荒木隼人(広島) 66.03%(103/156)  15/1333
DF森重真人(FC東京) 65.81%(102/155)14/1260
DF西尾隆矢(C大阪) 65.79%(50/    76)  12/1080
DF車屋紳太郎(川崎) 65.52%(38/58)  13/591
DF田中駿汰(札幌) 65.22%(75/115)  13/1170
DF町田浩樹(鹿島) 65.16%(101/155)  15/1350
DF犬飼智也(鹿島) 64.86%(96/148)  14/1207
MF柴戸 海(浦和) 64.71%(44/68)   10/562
DF槙野智章(浦和) 64.39%(85/132)  15/1350
DF福森晃斗(札幌) 64.29%(90/140)  14/1260
DF佐々木翔(広島) 64.08%(66/103)  11/878
DF丸橋祐介(C大阪) 63.75%(51/80)  15/1267
DF福岡将太(徳島) 63.39%(71/112)  14/1109
DF登里享平(川崎) 63.16%(36/57)   10/795
DF丸山祐市(名古屋)63.11%(65/103)  17/1495
DFジェジエウ(川崎)62.65%(52/83)   16/1258
MF河井陽介(清水) 62.07%(36/58)   14/896
DF宮 大樹(福岡) 61.64%(45/73)   12/779
DF中谷進之介(名古屋)61.61%(69/112) 17/1273
DF谷口彰悟(川崎) 61.22%(60/98)   16/1357
MF稲垣 祥(名古屋)60.63%(97/160)  18/1555
(※10試合以上出場したフィールドプレーヤーが対象)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTOギャラリー】Jの「デュエル・マスター」も出場した15節・浦和vs神戸戦

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