攻守に絶大な存在感を放った大前が勝利を呼び込む。

【警告】神戸=渡邉(19分)/清水=ヤコヴィッチ(37分)、M・デューク(55分)、ヤコヴィッチ(90+4分)
【退場】ヤコヴィッチ(90+4分)
【MAN OF THE MATCH】大前元紀(清水)
【清水|採点・寸評】
GK
21 杉山力裕 6
不甲斐ない神戸の攻撃に助けられ、登場回数は少なかった。それでも後半アディショナルタイムに渡邉のFKをファインセーブ。この日、一番のピンチを自らの手で防ぎ、10戦ぶりの勝利の立役者となった。
DF
5 ヤコヴィッチ 5
空中戦の強さはあった。ただ、足もとがおぼつかなく、パスミスが散見された。また、小川の素早い動きに付いていけず。終了間際には2枚目のイエローで退場になった。
6 杉山浩太 6
前半に二度、石津の突破を食い止めるなど冷静な対応を披露した。的確にパスを捌き、チームに落ち着きをもたらした。最後までそのパフォーマンスが落ちることはなかった。
3 平岡康裕 6
フィジカルの強さを見せた守備だけでなく、攻撃面では前半のアディショナルタイムにFKから強烈なヘッドを見せた。攻守で存在感を発揮し、チームの勝利に大きく貢献した。
MF
17 河井陽介 6
右ウイングバックの位置で「起点になってくれた」(大榎監督)と、指揮官に評価される。前線の大前、長沢らにシンプルにパスを預け、高橋祥、奥井と相手が変わるなかで、守備で穴を作らなかった。
16 六平光成 6
八反田が積極的に前に出るため、アンカーのような役割でチームのバランスを取った。ボールへの寄せ、鋭い縦パスと、チームの司令塔として君臨。痛恨のオウンゴールのみがもったいなかった。
28 八反田康平 6
大前と頻繁にポジションを変えながら、神戸最終ラインの前でタメを作った。後半は守備に負われ、時間が経つごとに良さが消えたが、役割は全うした。
19 ミッチェル・デューク 6.5
スピード豊かなドリブルで、相手守備陣の脅威になった。守備面では一歩遅れて、イエローをもらうなど課題は多いが、J初ゴールとなる先制点を挙げ、大仕事をやってのけた。
10 大前元紀 6.5
相手の最終ラインとボランチのパスコースを切るなど高い守備意識が光り、八反田が前線に上がった際には、ボランチの位置に下がりスペースを埋めた。そして70分にFKで決勝弾。攻守に欠かせない存在だった。
18 ピーター・ウタカ 6.5
長沢との連係が良く、次々と決定機を生み出した。自身も4本のシュートを放つ。欲を言えば、58分に大前のパスを受けGKと1対1になったシーンを決め切りたかった。
FW
9 長沢 駿 6
P・ウタカのすらしに抜け出した2分と51分のシーンを決めておけば、チームはより楽にゲームを運べた。厳しいかもしれないが、1トップとして結果を残したかった。
交代出場
FW
39 白崎凌兵 6
交代後すぐに強烈なミドルを放ち、終盤にはPK獲得かと思われるドリブル突破を見せる。貪欲にゴールを目指す、気持ちのこもったプレーには好感が持てた。
MF
7 本田拓也 -
ヤコヴィッチの退場を受け、急きょ出場。直後にタイムアップのホイッスルを聞くも、クローザーとして、チームの引き締め役になった。
監督
大榎克己 6
本田を試合終了間際に送り出したことを考えれば、実質、交代カードを2枚、最後まで残していた。先発メンバーを信じて勝利を呼び込み、久々の歓喜を味わった。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 杉山力裕 6
不甲斐ない神戸の攻撃に助けられ、登場回数は少なかった。それでも後半アディショナルタイムに渡邉のFKをファインセーブ。この日、一番のピンチを自らの手で防ぎ、10戦ぶりの勝利の立役者となった。
DF
5 ヤコヴィッチ 5
空中戦の強さはあった。ただ、足もとがおぼつかなく、パスミスが散見された。また、小川の素早い動きに付いていけず。終了間際には2枚目のイエローで退場になった。
6 杉山浩太 6
前半に二度、石津の突破を食い止めるなど冷静な対応を披露した。的確にパスを捌き、チームに落ち着きをもたらした。最後までそのパフォーマンスが落ちることはなかった。
3 平岡康裕 6
フィジカルの強さを見せた守備だけでなく、攻撃面では前半のアディショナルタイムにFKから強烈なヘッドを見せた。攻守で存在感を発揮し、チームの勝利に大きく貢献した。
MF
17 河井陽介 6
右ウイングバックの位置で「起点になってくれた」(大榎監督)と、指揮官に評価される。前線の大前、長沢らにシンプルにパスを預け、高橋祥、奥井と相手が変わるなかで、守備で穴を作らなかった。
16 六平光成 6
八反田が積極的に前に出るため、アンカーのような役割でチームのバランスを取った。ボールへの寄せ、鋭い縦パスと、チームの司令塔として君臨。痛恨のオウンゴールのみがもったいなかった。
28 八反田康平 6
大前と頻繁にポジションを変えながら、神戸最終ラインの前でタメを作った。後半は守備に負われ、時間が経つごとに良さが消えたが、役割は全うした。
19 ミッチェル・デューク 6.5
スピード豊かなドリブルで、相手守備陣の脅威になった。守備面では一歩遅れて、イエローをもらうなど課題は多いが、J初ゴールとなる先制点を挙げ、大仕事をやってのけた。
10 大前元紀 6.5
相手の最終ラインとボランチのパスコースを切るなど高い守備意識が光り、八反田が前線に上がった際には、ボランチの位置に下がりスペースを埋めた。そして70分にFKで決勝弾。攻守に欠かせない存在だった。
18 ピーター・ウタカ 6.5
長沢との連係が良く、次々と決定機を生み出した。自身も4本のシュートを放つ。欲を言えば、58分に大前のパスを受けGKと1対1になったシーンを決め切りたかった。
FW
9 長沢 駿 6
P・ウタカのすらしに抜け出した2分と51分のシーンを決めておけば、チームはより楽にゲームを運べた。厳しいかもしれないが、1トップとして結果を残したかった。
交代出場
FW
39 白崎凌兵 6
交代後すぐに強烈なミドルを放ち、終盤にはPK獲得かと思われるドリブル突破を見せる。貪欲にゴールを目指す、気持ちのこもったプレーには好感が持てた。
MF
7 本田拓也 -
ヤコヴィッチの退場を受け、急きょ出場。直後にタイムアップのホイッスルを聞くも、クローザーとして、チームの引き締め役になった。
監督
大榎克己 6
本田を試合終了間際に送り出したことを考えれば、実質、交代カードを2枚、最後まで残していた。先発メンバーを信じて勝利を呼び込み、久々の歓喜を味わった。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。