【J1採点&寸評】清水×鳥栖|セットプレーからの2失点で清水はまたも勝ち切れず

カテゴリ:Jリーグ

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年05月06日

豊田は“いつも通り”のプレーで、6試合連続ゴール。

豊田はリーグ戦6試合連続でゴールを記録。徹底マークをかいくぐって、CKのボールをヘディングでねじ込んだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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【鳥栖|採点・寸評】
GK
1 赤星 拓 5.5
離脱中の林に比べると、やはり安定感と存在感が落ちる。1失点目のクロス対応にも少し甘さがあった。
 
DF
15 丹羽竜平 5
プレーに覇気が感じられない、らしくない出来。攻撃はおろか、見せ場となる守備でも軽いプレーが目立った。
 
36 菊地直哉 5.5
最低限の守備対応は見せていたが、P・ウタカのテクニックに手を焼く。フィードも精度、本数ともに物足りない。
 
5 キム・ミンヒョク 5.5
ポジションチェンジする相手をしっかりと捕まえ切れなかった。持ち前のハードマークを上手くはぐらかされた。
 
23 吉田 豊 5.5
後半は縦への意識を強めたが、結果的に自分のサイドから失点を許した。パスミスもやや目についた。
 
MF
8 水沼宏太 6.5
根気強くフリーランを繰り返し、ボールを持てばミドルパスで攻撃に変化を加える。見事なFK弾も高評価。
 
28 高橋義希 6
ボールを失った後の戻りが速く、危険なシーンで身体を張った。攻撃面に比べ、守備の貢献が大きかった。
 
14 藤田直之 5.5
球際や運動量で相手を圧倒できず、ロングスローも今ひとつ。ミドルも枠に飛ばず、今日は彼の日ではなかった。
 
10 キム・ミヌ 5
ボールタッチに微妙なズレ。ファイトする姿勢はあったが、シュート、パス、ドリブルのすべてが本調子ではかった。
 
22 池田 圭 5
見せ場はヤコヴィッチと入れ替わって抜け出したシーンくらい。「戦術的な理由」(森下監督)により、ハーフタイムに交代。
 
FW
11 豊田陽平 6
空中戦と前線からの守備で身体を張り、少ないチャンスをモノにする。“いつもの働き”を続け、6試合連続得点。
 
交代出場
MF
9 ペク・ソンドン 5.5
交代直後の48分に、キム・ミヌにタイミング良くスルーパスを通す。これが決まれば良い流れに乗れたのだが……。
 
MF
29 谷口博之 5.5
失点の2分後に投入されて反撃のムードを後押しするも、それほどボールに絡めず。FKでもターゲットになり切れなかった。
 
FW
25 早坂良太 -
前線から献身的にプレスを掛けたが、一歩遅れてファウルになるシーンが目立った。攻撃でもさほど目立てず。
 
監督
森下仁志 5.5
良く言えば一貫性のある戦い方ができ、悪く言えば応用が利かず打開策に欠けていた。今日は後者寄りの印象が強い。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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