【京都|新体制】「勝点3を狩りに行く!」曺貴裁新監督が見据えるJ1昇格への道と理想のチーム像とは?

カテゴリ:Jリーグ

雨堤俊祐

2021年01月21日

J1でも主力だった松田天馬が移籍を決断したのは…

「自分に嘘はつけなかった」と移籍決断の胸中を明かした松田(左・4番)。(C)KYOTO.P.S.

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 その後、会見場に報道陣を招き入れて、15分間という条件の下で取材が許された。

 曺監督はJ1昇格へ向けて「(湘南で指揮を取った)2012年の開幕戦の相手が京都で、僕はその試合に勝って昇格を成し得たと思っています。2014年に昇格したときも、西京極で決まった。ギリギリの勝負になったときに、普段どういう姿勢で臨んでいたかが出る。それは僕自身も含めてだけど、そういう時に選手たちが本質的なものを出せるようにしたい。J2は非常に実力が拮抗していて、どのチームが勝つか蓋を開けてみないとわからない。常に謙虚に、いいハードルを掲げながら挑戦していきたい」とコメント。京都については「素晴らしいスタジアムができた。京都の人たちが一人でも多く、このスタジアムに足を運んでもらえるようにしたい。世界的にも有名な都市で世界遺産もある中で、サッカーというものが京都の新たな文化となるように頑張っていきたい」と話している。

 生まれ育った京都で指揮を執ることについては「練習場のすぐ隣にある太陽が丘で、僕が(洛北高校)2年の時にヘディングのクリアをミスって失点して、決勝戦で負けたときから時計が止まっているような気もしている。スタジアムは亀岡だけど、ぜひここで歓喜の瞬間を迎えたい」と思い出を交えながら抱負を話した。
 
 そしてサポーターに向けて「過去にいろんな経験をして、今、そして未来の三つをしっかり自分の中でブレンドして進んでいかないといけない。過去に(成功した)何かがあったから、それを(同じように)やって上手くいくとは思っていない。逆に何も検証せずに未来へ向かっても、現実離れしたことしか起きないと思います。そこは優秀なスタッフと相談しながら、選手の意見も聞き入れて、自分たちが自信を持ってピッチに立てるようなサッカーをしていきたい。そのことで皆さんに喜んでもらえるように、僕たちが現場のピッチで見せるものを磨いていきたい」とメッセージを送っている。

 そんな曺監督について、湘南時代にも指導を受けているMF松田天馬は「一言でいえば信頼できる監督です。サッカー、それに京都というチームもそうですが、楽しいというか面白い方向に行くんじゃないかと思います」と信頼を寄せる。また、J1で主力選手として活躍しながらJ2へカテゴリーを下げての完全移籍を決断したことについては「悩みましたし、考えましたが、自分に嘘はつけなかった」と心境を語っている。

 京都はこの日の午前中に始動日を迎えており、沖縄キャンプを1月26日から2月8日にかけて実施。2月14日にはJクラブとの試合をサンガスタジアムbyKYOCERAで行ない、昨季と今季のファンクラブ会員を招待して開催する予定であることも発表されている。

取材・文●雨堤俊祐(フリーライター)
 

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