タイトルへの渇望。「その想いがオフ期間中もずっとあった」
たとえファウルになったとしても、タフでハードなチャージでボールを狩るのは、三竿の真骨頂でもある。相手のボールホルダーをロックオンした瞬間、鋭い出足でガツンと行く。チーム全体を鼓舞するような見応えあるプレーだ。
その強みは残したまま、より洗練されたボール奪取を試みる。微調整は難しそうだが、「ファウルなしで止める、その基礎になるものをオフ期間でやってきたので。それを練習からどんどんトライしてやっていけば、クリーンに簡単に奪える自信もある。去年とは違った姿を見せたい」と表情を引き締める。
今季も中盤の底で絶大な存在感を見せてくれそうなキャプテンは、とにかくタイトルに飢えている。
「去年も元旦に(天皇杯決勝で神戸に)負けて、本当に一年間、悔しい想いをした。今年は、僕が鹿島に来てから一番タイトルを獲りたいって、その想いがオフ期間中もずっとあった」
だからこそ、今季は「すごく楽しみ」だし、自らのさらなる進化と成長に期待もしているのだろう。
「ここで一皮、二皮むけるか、むけないかで、今後の選手としての価値も変わってくるので。今年は強い覚悟で臨んでいます」
“常勝”の肩書を取り戻すために邁進するチームの先頭には、固い決意を胸に秘めた三竿健斗の姿がある。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】前人未到の20冠!鹿島アントラーズが獲得した全タイトルを秘蔵写真で振り返り!
その強みは残したまま、より洗練されたボール奪取を試みる。微調整は難しそうだが、「ファウルなしで止める、その基礎になるものをオフ期間でやってきたので。それを練習からどんどんトライしてやっていけば、クリーンに簡単に奪える自信もある。去年とは違った姿を見せたい」と表情を引き締める。
今季も中盤の底で絶大な存在感を見せてくれそうなキャプテンは、とにかくタイトルに飢えている。
「去年も元旦に(天皇杯決勝で神戸に)負けて、本当に一年間、悔しい想いをした。今年は、僕が鹿島に来てから一番タイトルを獲りたいって、その想いがオフ期間中もずっとあった」
だからこそ、今季は「すごく楽しみ」だし、自らのさらなる進化と成長に期待もしているのだろう。
「ここで一皮、二皮むけるか、むけないかで、今後の選手としての価値も変わってくるので。今年は強い覚悟で臨んでいます」
“常勝”の肩書を取り戻すために邁進するチームの先頭には、固い決意を胸に秘めた三竿健斗の姿がある。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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