【鹿島】自慢のボール奪取の改良に取り組む三竿健斗。「去年とは違った姿を見せたい」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年01月20日

「去年よりも結果を残せる自信がある」

新シーズンに向けて始動した鹿島。三竿は「(オフに)すごく良いトレーニングができて、チームに合流できた」と語る。(C)KASHIMA ANTLERS

画像を見る

 J1の鹿島アントラーズは1月20日、新シーズンに向けて活動をスタート。練習後にオンライン取材に応じた三竿健斗は、「みんな、チームメイトと再会できることを待ち望んでいて、すごく嬉しそうだなって」と初日の雰囲気を伝える。

 昨季は、シーズン序盤に苦しみながらも徐々に盛り返していき、5位でフィニッシュ。無冠に終わったが、確かな手応えは掴めたはずで、クラブ創設30周年を迎えるメモリアルイヤーの今季は「去年よりも結果を残せる自信がある」と気合い十分だ。

 もちろん、簡単にタイトルを獲れるとは思っていない。目に見える成果を得るには「自分たちがタイトルを獲れるチームだっていう意識を常に持って、日頃の練習に取り組むことが高い要求にもつながって、チームがどんどん成長すると思う。そこの自覚をみんなで持つのがすごく大事」と強調する。

 その自覚をいかに高めていくか。

「一番大事なのは、普段の一つひとつの練習なので。ピッチ外ではリラックスして、ふざけていてもいいと思いますけど、いざピッチに入って、練習がスタートとしたら、スイッチがきっちり変わっていないと、自覚がないなというひとつの基準になると思う。

 練習が始まった時に、戦闘モードに入っているかを感じて、入っていなかったら、やっぱり厳しくお互いに言い合うべき。スイッチを入れなければいけないっていうふうに思えるように、一人ひとりが自覚を持てば、自然と高まっていくと思うので」
 
 そうした雰囲気作りでも、今季在籍6年目で、昨季に引き続き、腕章を託された三竿にかかる期待は大きいはずだ。

 自身のプレーについて高めていきたい部分について訊けば、持ち前のボール奪取のバージョンアップに取り組んでいるようだ。

「もっとクリーンに奪いたいなっていうのがあります」

 去年を振り返れば、粘り強く対応すれば取れる時でも、ファウルで止めてしまう場面もあったという。そこに改善点を見出し、「なるべくファウルなしでボールを奪い切って、相手の攻撃を止めるっていうところに、こだわりを持ってやりたい」と語る。
【関連記事】
【鹿島アントラーズの最新陣容】着々と進む世代交代。年齢構成も良く隙はない
【鹿島】登録選手31人を発表! 上田、荒木が新たなナンバーを背負う。2番、10番は?
【鹿島】28歳のアルトゥール・カイキを獲得。攻撃センスに優れるブラジル人MF
【鹿島】「タイトル争いができると確信」するザーゴ監督の続投を発表。ジーコTDとの契約更新も
【鹿島】“自分たちのサッカー”を信じて、貫けるか。主将・三竿健斗の想いは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ