「自分のストロングポイントをずっと磨いてきた」
今季はスーパープリンスリーグ九州の大分トリニータU-18戦(2020年9月26日)でも、1-1の状況から後半アディショナルタイム6分に決勝ヘッドをねじ込んだという。そのときも、アシストは岩井だったそうで、「あれはコーナーでした。岩井とはなにか相性があるのかもしれない」と話し、笑みを浮かべた。そして森重監督はあらためて采配が的中した点を問われ、「(竹内には)もちろんそういう部分(得点)も含めて期待していました」と明かしている。
ヒガシの窮地を救った芸術的なヘッダー。竹内は「打点の高いヘディングというストロングポイントをずっと磨いてきた。それが完璧に決まって嬉しいです」と、さらに自信を深めた。
はたして1月3日の3回戦、矢板中央(栃木)戦でも出番は巡ってくるのか。ふたたび終盤にゲームが膠着するようならば──。名将・森重監督のプランニングに注目が集まる。
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
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