【松本｜採点・寸評】
GK
１　村山智彦　６
ズラタンのシュートを指先でビッグセーブ。よく持ち堪えていただけに、森脇のミドルを食らったのは痛恨だった。
 
DF
30　酒井隆介　5.5
本来であれば関根の突破に対し「蓋」をするのが役目だが、止め切れなかった。

13　後藤圭太　６
相手の前線に自由を与えず、失点させない任務をこなした。粘り強い対応が光った。
 
４　飯田真輝　６
力強さと迫力のある守備で、ズラタンやシャドーに自由を与えず。浦和の攻撃陣を困らせた。
 
３　田中隼磨　６
対峙した宇賀神を調子づかせず、逆襲の糸口を探った。機転の利くプレーが印象的だった。

MF
６　岩沼俊介　５
マンマーク気味で関根に対応したものの、何度もドリブルで抜かれて、ピンチを招いた。
 
５　岩間雄大　5.5
自陣ペナルティエリア付近で、相手ボランチの飛び出しをケア。カウンターの起点になりたかった。
 
11　喜山康平　５
プレッシングを怠らなかったが、ことごとく交わされて、ボールを奪い切れなかった。
 
８　岩上祐三　5.5
ロングスローで相手を脅かしたが、その他は守備に追われ、シュート１本に終わる。
 
14　池元友樹　5.5
48分に狙いどおり抜け出し、西川の頭を越す強烈なドライブ弾を放つ。しかしボールは惜しくもバー直撃……。
 
FW
９　オビナ　5.5
前半は確実にボールをキープし起点として機能。守備面でも献身的だった。後半はパス自体が入らず、運動量もガクッと落ちた。
 
交代出場
22　前田直輝　5.5
チャンスになりかけた場面での鈴木とのバトルは、相手に軍配。経験の差を見せつけられた。
 
39　阿部吉朗　－
「一発」が期待されたものの、シュートまで持ち込むこともできなかった。
 
10　塩沢勝吾　－
切り札としてロスタイムに出場。クロスの競り合いに勝っていれば、なにかが起きそうだったが……。

監督
反町康治　5.5
短かったとはいえ松本の時間帯もあった。それをいかに長くしていくかという作業は、まさに腕の見せどころ。
 

取材・文：塚越 始（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。