ウイルソン、渡部の得点で仙台が逆転勝ちを収めるも内容は低調。
【試合内容】
ボールがお互いの陣地を行き来する展開のなか、ホームの仙台はペースを掴めず、清水に先制を許してしまう。12分、村田に右サイドを抉られてクロスを上げられると、白崎に頭で合わせられゴールを奪われた。その後も仙台は、前線から圧力を掛け続ける清水に押し込まれ、攻守にもどかしい時間が続く。
しかし後半になると、仙台は清水のSBの後ろにできたスペースにボールを送り込んではそこを起点に少しずつ盛り返す。62分にCKから鎌田が逸らして最後はウイルソンが同点弾。エースの一撃で試合を振り出しに戻した。
その後は、開始から荒れ気味だった両チームのプレーがカードという形で顕在化。そして79分にヤコヴィッチ、ロスタイムに河井を欠いた清水を押し込んだ仙台は、渡部の劇的な逆転弾で勝点3を掴んだ。
【J1採点&寸評】全9カードの評価をチェック!
【J1 PHOTOギャラリー】1stステージ・4節
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
前半と後半で別のチームに。ホームで勝利はしたものの、「勝ちに不思議の勝ちあり」を地で行く内容ではあった。
清水 5
決定機の数だけでなく、ファウルの回数でも上回ってしまう。ふたりの退場者を出し、結果として自滅で勝点を失う結果に。
【仙台|採点・寸評】
GK
1 六反勇治 5
致命傷にはならなかったが判断ミスが目立った。キックの精度も低く、守護神とは言い難い出来だった。
DF
4 蜂須賀孝治 5
開始直後からパフォーマンスが不安定で、失点の場面では相手を捕まえきれずに上を行かれた。
2 鎌田次郎 6
攻撃面ではヘッドで1点目をアシスト。守備でもラインコントロールと激しい檄で最少失点に食い止めた。
3 渡部博文 6
細かなチョンボを帳消しにする逆転ゴール。ただし、本職はCBなので寄せきれない甘さを厳しく評価した。
5 石川直樹 5.5
精彩を欠いて後手に回る。ただ、悪いながらもある程度のところで踏ん張れるのはベテランのなせる業だ。
MF
31 茂木駿佑 5
リーグ戦初のFKキッカーとなるもボールは枠の外へ。徐々にJ1の水に慣れてきたが、攻守両面で物足りなさが残る。
17 富田晋伍 6
ボールハント能力の高さを示すも、次の一手が手詰まり。良くも悪くもチームの心臓となっている。
10 梁勇基 6
前半も後半も安定したプレーぶり。卓越した技術と戦術眼でチャンスを作り出して、流れを引き寄せた。
8 野沢拓也 5.5
存在感が希薄で2点目しか違いを作れなかった。この男が沈黙するとチャンスの数が激減することを改めて証明。
FW
7 奥埜博亮 6
ボールを収め、パワフルに突進し、ボールを追い回す。勝利に直結する動きが次のステップか。
9 ウイルソン 6.5
時間が経つにつれて怖さが増加。コンディションは上がり切っていないものの、ゴールネットを揺らしてエースの貫録を示した。
交代出場
11 金園英学 6
献身的にボールを追い、チームを勢いに乗せる。あと必要なのはFWとして得点を取ることだけだ。
19 杉浦恭平 -
清水のラフプレーで痛んだウイルソンの代わりにスクランブル発進。なにかを表現するにはあまりに短いプレー時間だった。
監督
渡邉 晋 5.5
前半の不甲斐ないパフォーマンスを、ハーフタイムで修正する力は見事。ただし課題はまだまだ山積みだ。
ボールがお互いの陣地を行き来する展開のなか、ホームの仙台はペースを掴めず、清水に先制を許してしまう。12分、村田に右サイドを抉られてクロスを上げられると、白崎に頭で合わせられゴールを奪われた。その後も仙台は、前線から圧力を掛け続ける清水に押し込まれ、攻守にもどかしい時間が続く。
しかし後半になると、仙台は清水のSBの後ろにできたスペースにボールを送り込んではそこを起点に少しずつ盛り返す。62分にCKから鎌田が逸らして最後はウイルソンが同点弾。エースの一撃で試合を振り出しに戻した。
その後は、開始から荒れ気味だった両チームのプレーがカードという形で顕在化。そして79分にヤコヴィッチ、ロスタイムに河井を欠いた清水を押し込んだ仙台は、渡部の劇的な逆転弾で勝点3を掴んだ。
【J1採点&寸評】全9カードの評価をチェック!
【J1 PHOTOギャラリー】1stステージ・4節
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
前半と後半で別のチームに。ホームで勝利はしたものの、「勝ちに不思議の勝ちあり」を地で行く内容ではあった。
清水 5
決定機の数だけでなく、ファウルの回数でも上回ってしまう。ふたりの退場者を出し、結果として自滅で勝点を失う結果に。
【仙台|採点・寸評】
GK
1 六反勇治 5
致命傷にはならなかったが判断ミスが目立った。キックの精度も低く、守護神とは言い難い出来だった。
DF
4 蜂須賀孝治 5
開始直後からパフォーマンスが不安定で、失点の場面では相手を捕まえきれずに上を行かれた。
2 鎌田次郎 6
攻撃面ではヘッドで1点目をアシスト。守備でもラインコントロールと激しい檄で最少失点に食い止めた。
3 渡部博文 6
細かなチョンボを帳消しにする逆転ゴール。ただし、本職はCBなので寄せきれない甘さを厳しく評価した。
5 石川直樹 5.5
精彩を欠いて後手に回る。ただ、悪いながらもある程度のところで踏ん張れるのはベテランのなせる業だ。
MF
31 茂木駿佑 5
リーグ戦初のFKキッカーとなるもボールは枠の外へ。徐々にJ1の水に慣れてきたが、攻守両面で物足りなさが残る。
17 富田晋伍 6
ボールハント能力の高さを示すも、次の一手が手詰まり。良くも悪くもチームの心臓となっている。
10 梁勇基 6
前半も後半も安定したプレーぶり。卓越した技術と戦術眼でチャンスを作り出して、流れを引き寄せた。
8 野沢拓也 5.5
存在感が希薄で2点目しか違いを作れなかった。この男が沈黙するとチャンスの数が激減することを改めて証明。
FW
7 奥埜博亮 6
ボールを収め、パワフルに突進し、ボールを追い回す。勝利に直結する動きが次のステップか。
9 ウイルソン 6.5
時間が経つにつれて怖さが増加。コンディションは上がり切っていないものの、ゴールネットを揺らしてエースの貫録を示した。
交代出場
11 金園英学 6
献身的にボールを追い、チームを勢いに乗せる。あと必要なのはFWとして得点を取ることだけだ。
19 杉浦恭平 -
清水のラフプレーで痛んだウイルソンの代わりにスクランブル発進。なにかを表現するにはあまりに短いプレー時間だった。
監督
渡邉 晋 5.5
前半の不甲斐ないパフォーマンスを、ハーフタイムで修正する力は見事。ただし課題はまだまだ山積みだ。