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レアルは本当に久保建英の“レンタル打ち切り”を考えているのか?番記者が明かす真相「マドリーは驚いている」【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

セルヒオ・サントス

2020年10月29日

バジェホやルニンとは決定的に状況が違う。むしろ瓜二つなのが…

サントス記者が久保と酷似したケースとして挙げたのがマドリーからアーセナルにレンタル中のダニ・セバジョス。奇しくも昨季はエメリ監督の下でプレーした。(C) Getty Images

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 まずバジェホは昨夏、マドリーからウォルバーハンプトンに1年間の期限付きでレンタル移籍したが、その獲得を主導したのが相手の監督のヌーノ・エスピリト・サントだった。しかしいざシーズンが始まると、バジェホは一向に起用されることはなかった。ヌーノ監督が早々と見切りをつけたからだ。

 この事態を受けウォルバーハンプトンは移籍先を探し、冬にグラナダへのシーズン終了までのレンタル移籍が成立した。この一連のオペレーションでマドリーが行ったことといえば、再移籍を容認することだけだった。

 一方のルニンは、マドリーのフロレンティーノ・ペレス、バジャドリーのロナウドのという両クラブの会長同士の良好な関係が後押しし、昨夏、無償で貸し出されることになった。しかしこちらもバジャドリーのセルヒオ・ゴンサレス監督は正GKのジョルディ・マシップを重用し、ルニンはベンチを温める毎日が続いた。

 見るに見かねたマドリーがロナウドに相談。バジャドリー側としても反対する理由はなく、ルニンは冬の移籍市場で新たな武者修行先として2部のオビエドに加入したのだった。
 
 言うまでもなく久保の場合は、監督のエメリの期待値が高く、ビジャレアルは獲得のために大金を投じている。むしろ久保のケースと瓜二つなのがダニ・セバジョスだ。これまた昨夏に、セバジョスはマドリーからアーセナルに貸し出された。

 レンタル料として500万ユーロ近くが発生。さらにアーセナルはセバジョス側と交渉し年俸を引き上げ、その全額を負担した。しかし12月のエメリからミケル・アルテタへの監督交代を境に、ベンチを温める機会が増えたセバジョスは再移籍を模索し、その新天地としてバレンシアを希望。マドリーもゴーサインを出した。

 しかし、再移籍は実現には至らなかった。最終決定権を持つアーセナルの同意を得ることができなかったからだ。つまり久保の場合もいくら本人とマドリーが望んだとしても、ビジャレアルが容認しない限り、再移籍の可能性はないのだ。

 このセバジョスの話はまだ続きがある。
 
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