私はハードワークを好み、任務の遂行に関して非常に厳格である。
──08年5月に行なわれたキリンカップで、コートジボワール代表監督として来日した時に見た日本代表と(編集部・注/試合は1-0で日本が勝利)、現在の日本代表を見た時、違いはありますか?
「その比較は容易ではないが、あえて言うなら、08年当時のほうが少し良いチームだったと思う。これはあくまでも私の印象であり、断言できるものではないし、この段階で話すことではないと思うがね。現在の日本のFIFAランキングは50位そこそこだが(編集部・注/3月12日時点で53位)、間違いなくもっと上に行けるはずだし、ここで甘んじているようなチームではない」
──08年の頃に比べて本田圭佑、香川真司など国際レベルで評価を得る選手が増えましたが、そうした認識は持っていますか?
「どちらの選手のことも、よく知っている。ふたりとも現在は、ミランとドルトムントで絶対的なレギュラーではないことを含めてね。彼らとは直接話をするつもりだ。そして、所属クラブでもっと出場時間を増やせるようになってもらいたい。
彼らにはすごく期待している。ふたりとも欧州のトップクラブで、得難い経験をしているのだからね。そうした豊富な経験を備えた選手に、若手を加えてチームを作っていきたい。それは、日本代表のためにもなることだ」
──あなたは自分を、どんなタイプの指揮官だと思っていますか?
「自分自身を評するのは難しい。特にこの世界では、自分の運命を自ら決められないことが多いからね。ひとつはっきり言えるのは、私はハードワークすることを好み、任務の遂行に関して非常に厳格であるということだ。それは選手と自分自身に対してである。また、偶然に頼ることを好まない」
──志向するサッカーとは、どのようなスタイルですか?
「そのチームが勝利に近づけるスタイルを見つけることが重要だ。ボールを持っている時は全員が攻撃に関わり、逆の場合は全員が守備をする。これには知性、走力、戦術的規律が必要となる」
「その比較は容易ではないが、あえて言うなら、08年当時のほうが少し良いチームだったと思う。これはあくまでも私の印象であり、断言できるものではないし、この段階で話すことではないと思うがね。現在の日本のFIFAランキングは50位そこそこだが(編集部・注/3月12日時点で53位)、間違いなくもっと上に行けるはずだし、ここで甘んじているようなチームではない」
──08年の頃に比べて本田圭佑、香川真司など国際レベルで評価を得る選手が増えましたが、そうした認識は持っていますか?
「どちらの選手のことも、よく知っている。ふたりとも現在は、ミランとドルトムントで絶対的なレギュラーではないことを含めてね。彼らとは直接話をするつもりだ。そして、所属クラブでもっと出場時間を増やせるようになってもらいたい。
彼らにはすごく期待している。ふたりとも欧州のトップクラブで、得難い経験をしているのだからね。そうした豊富な経験を備えた選手に、若手を加えてチームを作っていきたい。それは、日本代表のためにもなることだ」
──あなたは自分を、どんなタイプの指揮官だと思っていますか?
「自分自身を評するのは難しい。特にこの世界では、自分の運命を自ら決められないことが多いからね。ひとつはっきり言えるのは、私はハードワークすることを好み、任務の遂行に関して非常に厳格であるということだ。それは選手と自分自身に対してである。また、偶然に頼ることを好まない」
──志向するサッカーとは、どのようなスタイルですか?
「そのチームが勝利に近づけるスタイルを見つけることが重要だ。ボールを持っている時は全員が攻撃に関わり、逆の場合は全員が守備をする。これには知性、走力、戦術的規律が必要となる」