「プライベートな内容ではあるのですが…」仙台・道渕の契約解除についても言及
また、仙台の道渕諒平の週刊誌報道の事案についても実行委員会で報告された。週刊誌には道渕の交際相手である女性に対しての暴力行為についての詳細が報道され、9月7日には傷害罪の容疑で逮捕されていたという内容が記されている。
こちらも事案があった直後はメンバー外となっていたものの、10月20日に契約解除される直前の18日まで7試合連続で出場していた。
仙台のケースは事前に相談されていたという。Jリーグは「クラブからは報告を受けたときには和解が成立しているとのことだった」と解決した事案だったため、その後のリーグ戦出場はリーグ側から口を挟むものではないという認識だったという。
一方で、その後に報道された内容や、契約解除に至ったことについては、「本人がクラブに報告した内容と実態が伴わなかったということなので、リーグにしっかりとした情報が伝わっていなかった可能性もある」と懸念し、今後の実態調査を行なうことを示唆した。
こちらも事案があった直後はメンバー外となっていたものの、10月20日に契約解除される直前の18日まで7試合連続で出場していた。
仙台のケースは事前に相談されていたという。Jリーグは「クラブからは報告を受けたときには和解が成立しているとのことだった」と解決した事案だったため、その後のリーグ戦出場はリーグ側から口を挟むものではないという認識だったという。
一方で、その後に報道された内容や、契約解除に至ったことについては、「本人がクラブに報告した内容と実態が伴わなかったということなので、リーグにしっかりとした情報が伝わっていなかった可能性もある」と懸念し、今後の実態調査を行なうことを示唆した。
村井チェアマンは「プライベートな内容ではあるのですが、サッカー選手そのものは社会で公的な存在でもあることをかんがみれば大変残念であります」とコメント。
今回発生した2つの事案については、「いろいろ啓発努力という手段はありますが、トップ選手や現契約選手だけでなく、アカデミーの選手や、これからプロを目指す子どもたちも含めて、社会規範をしっかりと守っていくことがアスリートにとってとても大事なことだと伝えていくつもりです」と「こうしたことが絶対に繰り返されないように啓発や教育を繰り返していく」と明言した。
Jリーグの各クラブはアカデミー組織を持つことが義務付けられており、競技団体だけでなく教育的な側面も併せ持つ。今回の事案から何を学びどう活かしていくのか。クラブとしての在り方が問われることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
今回発生した2つの事案については、「いろいろ啓発努力という手段はありますが、トップ選手や現契約選手だけでなく、アカデミーの選手や、これからプロを目指す子どもたちも含めて、社会規範をしっかりと守っていくことがアスリートにとってとても大事なことだと伝えていくつもりです」と「こうしたことが絶対に繰り返されないように啓発や教育を繰り返していく」と明言した。
Jリーグの各クラブはアカデミー組織を持つことが義務付けられており、競技団体だけでなく教育的な側面も併せ持つ。今回の事案から何を学びどう活かしていくのか。クラブとしての在り方が問われることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部