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浦和L、なでしこリーグ首位独走の秘訣は? 指揮官が植え付けた「考える習慣」が生み出した力

カテゴリ:高校・ユース・その他

佐藤亮太

2020年10月19日

選手同士がピッチ内外を問わず自然と話す機会が多くなった

考える習慣が身に付くことで、選手間の会話も増えたという。浦和Lの躍進を支える要因と言える。写真:徳原隆元

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 経験豊富。テクニシャン揃いの浦和Lだが、それでも一朝一夕には結果につながらなかった。もともと地力のあるチーム。昨季もリーグで優勝争いを演じたが、日テレ、INAC神戸が立ちはだかり、またホーム最終節の伊賀FC戦では0-1で敗れ優勝を逃がすなど、ここぞという試合を落とす、勝負弱さがあった。

 悔しさを噛み締めて臨んだ今季。

 戦術の浸透とともに考えてプレーする習慣、そしてその延長線上として選手同士、ピッチ内外を問わず、自然と話す機会が多くなったという。

 MF塩越柚歩は「一つひとつのプレーの食い違いはなるべくすぐに話している。また監督からは『(選手間で)話すことが増えた』と言われており、無意識にできている」というように、こうした小さな積み重ねの効果か、昨季は相手の変化に対応しきれなかったが、今季は暗黙の共通意識が生まれ、ポジションにこだわらず、流動的なプレーができるようになった。

 安易に使われるコミュニケーションという言葉の大事さが改めて分かる。

 就任会見の際に森監督が語った言葉が思い出される。
「浦和Lは頑張り、走り抜け、最後まで諦めないチーム。そうした長所を勝利に結び付けたい」

 リーグ戦は残り4試合。喜びの瞬間は刻々と近づいている。

取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
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