2025年までの契約延長も「正しい判断か?」と疑問符
チームを率いるハビ・ガルシア監督は「フリーキックを誰が蹴るかが重要なのではない。よりうまく蹴ることが重要だ」と話して火消しに努めたが、『スポーツソウル』紙は地元メディア『エルデス・マルケ』が掲載した「フリーキックの位置やキックの質を見ると、論理的にはイ・ガンインが蹴るべきだった」との論調を引用している。
さらに同紙は、バレンシアとイ・ガンイン側が進めている契約延長交渉についても疑問を呈した。
「バレンシアは2022年で終了する契約を05年まで延長したい考えで、イ・ガンインもその積極的な態度に移籍の意思を撤回し、残留する方向に決めた。だが、(立場が)尊重されない環境で潜在能力を100%発揮できるだろうか」
そこに来て、新政権でリスタートを切ったバレンシアのスタイルは、かならずしもイ・ガンインにマッチしていないと説く。
「彼は主にセカンドトップでプレーしているが、チームのビルドアップは円滑ではなく、ボールにあまり触れていない。それでもセルタ戦では前半45分間で28回のボールタッチを試みて100%のパス成功率を記録した。なのに、前半終了後に交替されられる屈辱を味わったのだ」
夏の退団騒動から一転して新指揮官の信頼を獲得し、開幕戦(レバンテ戦)では2アシストをマークして快勝に貢献したイ・ガンイン。今回のFK騒動はあくまで一過性のものなのか、それとも、チーム内に燻る火種をふたたび再燃させてしまったのか──。バレンシアは土曜日、岡崎慎司を擁するウエスカとホームで次節を戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】イ・ガンインと主将のガヤが口論となった一部始終はこちら!
さらに同紙は、バレンシアとイ・ガンイン側が進めている契約延長交渉についても疑問を呈した。
「バレンシアは2022年で終了する契約を05年まで延長したい考えで、イ・ガンインもその積極的な態度に移籍の意思を撤回し、残留する方向に決めた。だが、(立場が)尊重されない環境で潜在能力を100%発揮できるだろうか」
そこに来て、新政権でリスタートを切ったバレンシアのスタイルは、かならずしもイ・ガンインにマッチしていないと説く。
「彼は主にセカンドトップでプレーしているが、チームのビルドアップは円滑ではなく、ボールにあまり触れていない。それでもセルタ戦では前半45分間で28回のボールタッチを試みて100%のパス成功率を記録した。なのに、前半終了後に交替されられる屈辱を味わったのだ」
夏の退団騒動から一転して新指揮官の信頼を獲得し、開幕戦(レバンテ戦)では2アシストをマークして快勝に貢献したイ・ガンイン。今回のFK騒動はあくまで一過性のものなのか、それとも、チーム内に燻る火種をふたたび再燃させてしまったのか──。バレンシアは土曜日、岡崎慎司を擁するウエスカとホームで次節を戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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