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「ファウルでしか止められない」ソシエダ戦の久保建英をスペイン紙番記者が絶賛!「敵の脅威になり続けた」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ハビエル・マタ

2020年09月04日

最大のハイライトと言えるシーンが…

得意のドリブルも随所に披露し、露骨なファウルを受ける場面も。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 最大のハイライトは、アルカセルのPKによる2点目に繋がったプレーだろう。密集でボールを奪うやモイ・ゴメスにパスを送り、相手のファウルを誘発した。自らも得点のチャンスはあったが、トラップが流れてしまい、初ゴールはお預けになった。利き足ではない右足だったので一旦ボールをコントロールしたうえでシュートを狙ったのだろうが、ダイレクトで合わせてほうがよかったかもしれない。

 この日のタケのプレーからはとにかく、自分がチームを引っ張っていこうという強い意志が伝わってきた。サイドの選手とのポジションチェンジを巧みに織り交ぜながら、局面に応じて適切なプレーを選択し、相手DFにとって危険な存在であり続けた。

 後半に入ると、相手のソシエダがメンバーを落としたこともあり、試合のリズムが低下した。その中で、タケは81分まで出場した。右サイドのチュクウェゼとポジションを入れ替えるシーンが目立ったが、そのナイジェリア人アタッカーが交代で退く(63分)と、変わって右サイドを主戦場にプレー。パスワークの起点となって3点目のチャンスを創出したが、角度がなかったこともありフェル・ニーニョのシュートはGKの正面を突いた。

【動画】決定機を作り出した、久保の裏を突く秀逸パスはこちら
 
 献身的にアクティブに動き回りながら、危険な場面に顔を出して、得点機を演出。ゴールを挙げることはできなかったとはいえ、ラ・リーガ開幕のウエスカ戦を11日後に控えた中で自らに期待されているプレーを見せた意義は大きい。

 とりわけ自慢のスピードとテクニックは大きな脅威となり続けており、ドリブルで抜け出そうとしてアリツ・エルストンドに後ろからユニホームを引っ張られイエローカードを誘発させたプレーに象徴されるように、ソシエダのDF陣がファウルでしか止められない場面も少なくなかった。

文●ハビエル・マタ(アス紙ビジャレアル番)
翻訳●下村正幸
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