茨田の活躍に新生レイソルの命運が懸かる
Q4
今季の目標は?
優勝
吉田監督は敢えてタイトル奪還を言葉にせず、「一つひとつ目の前の試合を勝っていく」と表現するに留まっている。とはいえ、目標はもちろん優勝だろう。アカデミーからトップチームまでの一貫化を掲げるクラブビジョンの正当性、ネルシーニョ前監督から注入された“勝者のメンタリティ”を証明するためにも、タイトル獲得が一番のレスポンス。そして、その先に選手たちは2011年以来のクラブワールドカップ出場を見据える。
Q5
目標達成へのポイントとキーマン
茨田陽生(MF)
先述したACLで見えた課題(決定力)のブラッシュアップが、新生レイソルの成否を握る。その“肝”となるのが、4-3-3システムでアンカーに入る茨田だ。ゲームコントロール能力と類まれなパスセンスで攻撃的なサッカーの起点となり、レアンドロ、工藤、クリスティアーノ、大津ら強力攻撃陣をどのように操るか。アカデミー時代から指揮官の薫陶を受けてきた“秘蔵っ子”のプレーから目が離せない。
文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
今季の目標は?
優勝
吉田監督は敢えてタイトル奪還を言葉にせず、「一つひとつ目の前の試合を勝っていく」と表現するに留まっている。とはいえ、目標はもちろん優勝だろう。アカデミーからトップチームまでの一貫化を掲げるクラブビジョンの正当性、ネルシーニョ前監督から注入された“勝者のメンタリティ”を証明するためにも、タイトル獲得が一番のレスポンス。そして、その先に選手たちは2011年以来のクラブワールドカップ出場を見据える。
Q5
目標達成へのポイントとキーマン
茨田陽生(MF)
先述したACLで見えた課題(決定力)のブラッシュアップが、新生レイソルの成否を握る。その“肝”となるのが、4-3-3システムでアンカーに入る茨田だ。ゲームコントロール能力と類まれなパスセンスで攻撃的なサッカーの起点となり、レアンドロ、工藤、クリスティアーノ、大津ら強力攻撃陣をどのように操るか。アカデミー時代から指揮官の薫陶を受けてきた“秘蔵っ子”のプレーから目が離せない。
文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

U-12からトップチームまでのコンセプト一貫化を実現させたクラブの、その旗頭として十数年前から尽力してきた吉田監督は、Jリーグでの指揮経験がないリスク以上に大きな可能性を感じさせる。 (C)Getty Images