• トップ
  • ニュース一覧
  • 【G大阪】遠藤保仁は“レッズ戦完敗”をどう受け止めたのか。「自分たちがなにをしたいのかを…」

【G大阪】遠藤保仁は“レッズ戦完敗”をどう受け止めたのか。「自分たちがなにをしたいのかを…」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月20日

先制されると苦戦が必至。引いた相手を崩す術が…

 今季のG大阪は、浦和戦を終えて6勝1分け3敗という戦績だ。ここ数年では最高のスタートで、先制すると5勝1分けと圧倒的な結果を誇る。だが、先制されると1勝3敗。逆転勝ちは第5節の大分トリニータ戦(2-1)のみだ。

 リードを得るか拮抗した試合展開のなかでは、攻守両面で生き生きと選手たちが振る舞う。相手を釣り出してハイプレスを決め、ショートカウンターを炸裂させて勝ちを拾うのだ。その一方で、先手を取られてしまうと一気にゲームが難しくなる。守備に比重を置く相手に対してバリエーション豊かな攻撃を構築できず、結果的に寄り切られてしまうのだ。敗れた相手が絶好調の川崎フロンターレ、セレッソ大阪であることを差し引いても、つまりは遅攻が不得手なのである。

 ヤット自身も、そこに課題があると認める。

「どちらかというと今季はオープンな試合が多い。ボールをしっかり握りながら、選手のアイデアを出し合うというところが足りていない。今日の試合でもかなり出ていた部分だと思う。自分たちがなにをしたいのかをもう少し示せないと、今日のようなゲームは難しい。もっと選手間でコミュニケーションを取って、練習のなかからアイデアを出し合って、ミスをしてもいいのでどんどんトライしていく必要がある」
 
 宮本政権3年目にあって、スタイルや勝負強さに磨きはかかってきたものの、やはり不足しているのはチームとしての「創造性」か。J1リーグはここまで10試合を戦って、まだ連敗がない。日曜日に敵地で行なわれる鹿島アントラーズ戦で、ふたたび真価が問われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第11節PHOTO】G大阪1-3浦和|浦和が敵地で宿敵ガンバを3発粉砕!
【関連記事】
「ああいう日本人の若手はいない」遠藤保仁が久保建英を称える。鉄人の琴線に触れた“遊び心”
遠藤保仁にずばり訊いてみた。「あなたの日本代表最多152キャップを抜けそうなのは誰?」
「いままでのガンバにはいなかった…」プラチナ世代コンビ、宇佐美貴史&小野裕二が提示する“娯楽性”と“勝利の方程式”
【G大阪】やはり別格だった昌子源。“Jリーグ最強3バック”完成への道筋は見えたか
なぜガンバ大阪の攻撃は劇的に改善されたのか。力強いコメントから読み解く、指揮官ツネの“修正力”

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ