殴られた主審は「20分ほど集中治療室にいた」
火曜日の夜、自身の想いを明かしたのがダンチェンコ主審だ。左目付近が痛々しく腫れあがったセルフィーを掲載しつつ、次のように言葉を紡いだ。
「病院に担ぎ込まれて、20分ほど集中治療室にいた。バチバチと目の上の傷をホッチキスで止めてもらい、いろんな検査を受けたよ。幸いどこにも異常はなく、いまは気分も優れている。今回の一件は私のことを強くしてくれた。これから困難が待ち受けるけど、たくさんの励ましの言葉をもらって救われたし、とても感謝している。前を向いて、歩んでいきたいと思う」
シロコフ氏に対するメッセージは発せられなかった。
大会運営の責任者であるゲルマン・ポプコフ氏も弁護の余地はないとキッパリ。「シロコフが腹に据えかねて主審を殴打した。それだけのことだが、許容などとうていできない、嫌悪に満ちたおぞましい事態だ」と批判し、「ライブ中継で何百万人が目撃した。実に嘆かわしい」とうなだれた。
はたしてロシアの英雄を巡る騒動は今後、いかなる展開を見せるのか。軽率な愚行によって、あまりにも大きな代償を支払うことになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「病院に担ぎ込まれて、20分ほど集中治療室にいた。バチバチと目の上の傷をホッチキスで止めてもらい、いろんな検査を受けたよ。幸いどこにも異常はなく、いまは気分も優れている。今回の一件は私のことを強くしてくれた。これから困難が待ち受けるけど、たくさんの励ましの言葉をもらって救われたし、とても感謝している。前を向いて、歩んでいきたいと思う」
シロコフ氏に対するメッセージは発せられなかった。
大会運営の責任者であるゲルマン・ポプコフ氏も弁護の余地はないとキッパリ。「シロコフが腹に据えかねて主審を殴打した。それだけのことだが、許容などとうていできない、嫌悪に満ちたおぞましい事態だ」と批判し、「ライブ中継で何百万人が目撃した。実に嘆かわしい」とうなだれた。
はたしてロシアの英雄を巡る騒動は今後、いかなる展開を見せるのか。軽率な愚行によって、あまりにも大きな代償を支払うことになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部