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【G大阪】衝撃の2発デビュー! 17歳唐山翔自が示した末恐ろしい大器ぶり。「自分、持ってるなぁと思いました」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月13日

「点を取って勝てたんで10点満点です」と笑う

 とはいえ、そこはまだ17歳。90分間を通してみれば、イージーミスや消える時間帯があったのも確かで、その点は本人も自覚している。

「得点を取るところと動き出しの部分は、トップのレベルでも通用するなとは思ってたんですけど、ビルドアップから縦パスを受けたあとの自分のボールコントロールとか、足下で受けるプレーはまだまだだなって感じています。なかなか自分の形というのもオフサイドになったりで出せなかったし、そういうのをもっと出していかないと継続して点は取れないと思うので、しっかり取り組んでいきたいです」

 U-19日本代表でも中軸を担う大器だ。若手登用に積極的な宮本恒靖監督が、過密日程が続くJ1リーグの舞台に唐山を投じるのも、時間の問題だろう。ジュニアチームからG大阪ひと筋の生え抜きは、「今日の得点も嬉しいですけど、やっぱり今季のJ1での得点を目ざしたい」とキッパリ。「でも正直、緊張しました。しんどくなるのは予想してたけど、日頃からヒトシ(森下仁志U-23監督)さんの練習で鍛えられてるんで、思ったよりしんどくなかった。走れたと思う」とも語り、自己採点を問われると、「点を取って勝てたんで10点(満点)で」と笑い、茶目っ気もみせた。

 はたして、どれだけの伸びしろがあるのか。末恐ろしい才能が、華やかにトップデビューを飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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