今年のJ2で台風の目に
J3で培ってきた小林監督流の現代的なサッカー。すなわち、縦の速さを求めながらも、幅を使ったり、人数を割いたりして、前のめりに展開するアグレッシブなスタイルは、J2でも通用しつつある。残す課題があるとすればやはり層の薄さだ。連戦中にターンオーバーできるだけの厚みはなく、厳しいシーズンを戦い抜くにも、磐田のような飛び抜けた戦力がいる相手に抗うにも、戦力のボトムアップが求められる。
3年間のJ3修行を経て、J2に戻ってきた北九州。選手の体格でも、クラブの資金力でも今は小さなチームとなっているが、アグレッシブに挑む姿は頼もしい。8月には還暦を迎える指揮官がタクトを振るチャレンジャー集団が、今年のJ2で台風の目になるかもしれない。
取材・文●上田真之介(フリーライター)
3年間のJ3修行を経て、J2に戻ってきた北九州。選手の体格でも、クラブの資金力でも今は小さなチームとなっているが、アグレッシブに挑む姿は頼もしい。8月には還暦を迎える指揮官がタクトを振るチャレンジャー集団が、今年のJ2で台風の目になるかもしれない。
取材・文●上田真之介(フリーライター)