ベテランの多いチームは厳しくなる。若手の台頭が不可欠だ
コロナ禍の影響を受けるのは神戸や名古屋ばかりではないよ。シーズン全体が過密日程になったことで、週2回の連戦が本当に多いスケジュールとなってしまった。主力にベテランの多いチームは厳しいだろうね。
カズに象徴される横浜FCは俊輔や松井といった元日本代表に頼らず、どれだけ若手が踏ん張れるかがカギ。川崎もリハビリ中の憲剛や一昨年MVPの家長以上に他の選手が存在感を見せないと厳しいよ。負傷した小林も再開には間に合わないようだし、やはりチーム内の新陳代謝を高めるような若手の台頭も王座奪回には不可欠だろう。
カズに象徴される横浜FCは俊輔や松井といった元日本代表に頼らず、どれだけ若手が踏ん張れるかがカギ。川崎もリハビリ中の憲剛や一昨年MVPの家長以上に他の選手が存在感を見せないと厳しいよ。負傷した小林も再開には間に合わないようだし、やはりチーム内の新陳代謝を高めるような若手の台頭も王座奪回には不可欠だろう。
もちろん、前線に補強を施したFC東京やマリノスにしても、プランの変更を迫られている部分もあるはずだよ。いずれにしても再開後のJリーグは、開幕時に描いていたシチュエーションとはまったく異なるなかでのスタートになる。
目の前の対戦相手のスカウティングも大事だけど、5人交代とか降格なしといったレギュレーションがどう作用するか。どう利用するのか。怪我人の続出、主力選手の新型コロナ感染…そういう事態になったらどうする? 代役の選手を獲得できる? あるいは監督が感染したら? そんな危機管理も求められるシーズンになる。
まずはフタを開けてみないとどうなるのか分からない状況だけど、何事もなくリーグ戦が進められるように祈りたいね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部