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“アンフィールドの英雄”を前線へコンバート。シメオネはなぜ2トップを断念したのか?【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2020年06月20日

「僕が見た中で、身体能力はナンバーワン」とDFリーダーも称賛

 守備の話を続ければ、プレッシングの精度が高まることもシメオネがジョレンテを前線にコンバートする構想を抱いた要因の一つだ。DFリーダーのホセ・ヒメネスがチームメイトの驚異的な身体能力を証言する。

「こんな起用法はバカじゃできない。ちゃんとした理由がそこにはある。マルコスについていつも思っていることがある。彼自身が自らのフィジカルの強さに気づいたときには、どんな役割にも対応できるってね。マルコスはそれほど素晴らしい身体能力の持ち主で、僕が見た中ではナンバーワンだ。彼が望めばGKを除いたどのポジションでもプレーできるよ」

 オサスナ戦では、サスペンション明けのジョアン・フェリックスがこれまた2ゴールの活躍を見せたが、シメオネの決断の根底には現在のチーム状況と選手の特性を踏まえた確固とした考えがある。オサスナ戦でのパフォーマンスを見て指揮官がさらに自信と確信を深めたとしたら、今後も同様の起用が増えていきそうだ。

文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙アトレティコ・マドリー番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
 
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