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「マジで衝撃でしたよ」小野、稲本、本山が“一番スゴイ!”と認定した伝説の名手とは?【黄金の記憶】

カテゴリ:Jリーグ

川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年05月08日

「難しいことをさらっとやるから、あのクラスは」

2001年3月、トルシエジャパンを粉砕したフランス代表。その中心に君臨していたのが当時28歳のジダンだ。(C)SOCCER DIGEST

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 このフランス代表戦、本山雅志はベンチで戦況を見守った。直接戦ってはいないが、やはり現マドリー監督のプレーにシビれたという。

「だってあのぐちゃぐちゃのピッチで、ピタッとボールを止めて、やることなすことすべてが優雅。難しいことをさらっとやるから、あのクラスはスゴいんですよね。試合観てないもん。ずっとジダン観てた(笑)。いい時間もらったな、これって。ビックリしたのは、あの試合で(エマニュエル)プチが取り換え(スパイク)じゃなくて固定を履いてたんですよ。ベンチでも『え? 取り換え履いてないよね? なんで滑んないんだよ』って。もう驚きの連続でしたね」

 そのほかにも本山は、世界に名だたるビッグネームたちと対峙している。
 
「(クリスチアーノ)ロナウドはむちゃくちゃ速かったし、(ライアン)ギグスは渋くて巧かった。あと、僕のお気に入りは(フランチェスコ)トッティ! プレマッチでローマと試合をしたんですけど、あんなにテクニックがあるのに強さがあって、カッコイイしで好きになっちゃって。ミツオ(小笠原満男)がいる時に、メッシーナまで行きましたからね。ちょうどローマ戦の時に(笑)」

 3人とも衝撃の邂逅から、20年近くプロキャリアを続けているが、いまだ“スーパーレジェンド”ジズーを超える名手には遭遇していないようだ。

文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

※2017年4~11月掲載分より抜粋、再編集。
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