毎日のミーティングに、選手を交えることも
クオリティの面においても試行錯誤を重ねている。例えば公式YouTubeチャンネルでは5月2日、橋岡大樹による在宅トレーニングの動画を掲載。他クラブよりも遅いタイミングではあるが、石井氏はその意図を語る。
「早く出すことだけを優先するのであれば、選手の個人アカウントから自由にポストしてもらうことはできたと思います。しかし、クラブの全体感を考え、クオリティを担保することを優先した結果、このタイミングが最適だと判断しました」
実際に他のトレーニング動画と比べても、解説が字幕として入っていて、非常に見やすい作りとなっている。こうした“どのタイミングが最適なのか”“どう作り込むべきか”を考えるのが、タスクフォースの役割だ。
「これまでであれば自分たちでどんどんアップしていたと思いますが、パートナー企業の露出はしっかりできているのかとか、そういうところは念入りに確認しています。当然プロクラブですからこれまでもやってきたことではありますが、こういう状況だからこそ、より強化をしていく必要がある」と広報部長の山本氏も続く。
「早く出すことだけを優先するのであれば、選手の個人アカウントから自由にポストしてもらうことはできたと思います。しかし、クラブの全体感を考え、クオリティを担保することを優先した結果、このタイミングが最適だと判断しました」
実際に他のトレーニング動画と比べても、解説が字幕として入っていて、非常に見やすい作りとなっている。こうした“どのタイミングが最適なのか”“どう作り込むべきか”を考えるのが、タスクフォースの役割だ。
「これまでであれば自分たちでどんどんアップしていたと思いますが、パートナー企業の露出はしっかりできているのかとか、そういうところは念入りに確認しています。当然プロクラブですからこれまでもやってきたことではありますが、こういう状況だからこそ、より強化をしていく必要がある」と広報部長の山本氏も続く。
多彩な仕掛け、よりハイクオリティで露出度の高いコンテンツを生み出すために、日々ミーティングを欠かさない。今年度から新設されたブランド&マーケティング担当を中心に、広報担当、オウンドメディア担当、フットボール本部(強化部)、パートナー担当、ホームタウンへのサッカー普及を進めるハートフルクラブなどのメンバーで、意見を交換しているという。
選手を交えることもある。
「毎日広報でやっているミーティングには、キャプテンの西川(周作)選手や長澤(和輝)選手にも出てもらい、ファン・サポーターのみなさんやお子さんが楽しめるイベントを企画するなど、選手の意見も積極的に取り入れるようにしています。また、さいたま市に提案し、阿部(勇樹)選手が防災無線の音声を担当するなど、浦和レッズの理念に基づき、『地域のため・社会のために何が出来るか?』を常にみんなで考えています。日々広報メンバーに伝えているのは、一人ひとりが主体性を持ち、自立した考え方のもと、試行錯誤を繰り返し、積極的に意見を出し合うこと。浦和レッズだからこそ出来る取り組みを追及していければと考えています」(山本氏)
これから配信する予定の、選手が歌うチャント「We are diamonds」の動画も、槙野智章が考案したという。まさにチーム一丸となって、ファン・サポーターやパートナー、地域に向けて取り組んでいるのだ。今後も浦和の様々な仕掛けに注目したい。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】浦和レッズを応援する美女サポーターたち
選手を交えることもある。
「毎日広報でやっているミーティングには、キャプテンの西川(周作)選手や長澤(和輝)選手にも出てもらい、ファン・サポーターのみなさんやお子さんが楽しめるイベントを企画するなど、選手の意見も積極的に取り入れるようにしています。また、さいたま市に提案し、阿部(勇樹)選手が防災無線の音声を担当するなど、浦和レッズの理念に基づき、『地域のため・社会のために何が出来るか?』を常にみんなで考えています。日々広報メンバーに伝えているのは、一人ひとりが主体性を持ち、自立した考え方のもと、試行錯誤を繰り返し、積極的に意見を出し合うこと。浦和レッズだからこそ出来る取り組みを追及していければと考えています」(山本氏)
これから配信する予定の、選手が歌うチャント「We are diamonds」の動画も、槙野智章が考案したという。まさにチーム一丸となって、ファン・サポーターやパートナー、地域に向けて取り組んでいるのだ。今後も浦和の様々な仕掛けに注目したい。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】浦和レッズを応援する美女サポーターたち