再建途中の古巣ミランの現状に言及!
イタリアで猛威を振るっている新型コロナウイルスには、かつてザッケローニが率いたミランのレジェンド、パオロ・マルディーニも感染した。
そんなマルディーニは、ミランでテクニカルディレクターを務めながら、イバン・ガジディスCEOとの対立からズボニミール・ボバンが退団したのを受け、去就が取りざたされている。
ボバンはガジディスが自分たちに知らせず、ラルフ・ラングニックとコンタクトを取ったことを非難していたが、ザッケローニは「とても無作法」「私がチームで掲げた掟は、役割を尊重することだった」と、ガジディスの動きを批判している。
「確かなのは、今のミランが再建中ということだ。収穫を得るには種をまかなければいけない。今のマルディーニはミランにとってあまりに重要だ。中短期的にミランを黄金期に戻したければ、彼は欠かせない」
そんなマルディーニは、ミランでテクニカルディレクターを務めながら、イバン・ガジディスCEOとの対立からズボニミール・ボバンが退団したのを受け、去就が取りざたされている。
ボバンはガジディスが自分たちに知らせず、ラルフ・ラングニックとコンタクトを取ったことを非難していたが、ザッケローニは「とても無作法」「私がチームで掲げた掟は、役割を尊重することだった」と、ガジディスの動きを批判している。
「確かなのは、今のミランが再建中ということだ。収穫を得るには種をまかなければいけない。今のマルディーニはミランにとってあまりに重要だ。中短期的にミランを黄金期に戻したければ、彼は欠かせない」
オーナーの投資ファンド、エリオットのクラブ運営についても、ザッケローニは「良くない」と悲観的だ。最終的にクラブ売却が目的だとしても、うまく売るには高いクオリティーが必要と主張し、「ミランには確実さと結果が必要」との見解を示した。
「再建やうまく売ることを望むのであれば、ベストのメンバーを手放すものではない」
この新型コロナによる危機が去り、再び人々がサッカーに希望を見いだせるようになった時に、ミランはサポーターにどのような未来を見させるのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部