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「リネカーの番組までも…」イングランド・サッカー界の新型コロナウイルスの影響を英国人記者がリポート【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年03月16日

プレミア再開の目途は?

普段は人々が溢れているアンフィールドでさえも、閑散としている。 (C) Getty Images

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 サッカーがない日常で、私はちょっとした喪失感を感じている。これはおそらく日本の読者の皆さんも同じではないだろうか。

 もちろん、プレミアリーグの各クラブの監督たちが言う通り、何よりも優先すべきは健康であり、これ以上の感染拡大を食い止める意味でもサッカーの延期には賛同する。

 だが、サッカーのない週末はどこか寂しいものだ。イングランドでは同様の想いを抱いた人々がやり切れない感情をSNSで漏らしている。皆、早くもフットボールに飢え始めている。

 現時点でプレミアリーグの再開については、「4月3日時点での状況次第だ」とされており、パンデミック宣言がされたなかで、予定通りにリスタートが切れるかどうかに関しては暗雲が立ち込めていると言っていい。それどころか今シーズンの無効化も指摘されているほどだ。

 我々は、この先もサッカーのない生活に耐えられるのだろうか。私には定かではない。

取材・文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)

スティーブ・マッケンジー (STEVE MACKENZIE)
profile/1968年6月7日にロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。
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