サイドアタッカーの台頭は日本サッカーの「可能性」だ【小宮良之の日本サッカー兵法書】

カテゴリ:連載・コラム

小宮良之

2020年02月16日

リバプールもシティも両翼が重要なタスクを担っている

 プレミアリーグを3連覇しているマンチェスター・シティも、ベルナルド・シウバ、ラヒーム・スターリングというサイドアタッカーが攻撃軸を担っている。また、健闘を見せるチェルシーも、右サイドでウィリアン、セサール・アスピリクエタが見せるコンビネーションは白眉。そしてチャンピオンズ・リーグ王者のリバプールも、サディオ・マネ、モハメド・サラーの両翼が相手にダメージを与え、今シーズンの得点数もチーム1、2位だ。

 翻って、日本サッカーはこのポジションに人材は欠かさない。ロシア・ワールドカップでは、乾貴士、原口元気が存在を示した。その後も、中島翔哉、堂安律、久保建英らが台頭。安部裕葵や食野亮太郎のような新鋭も出てきている。

 日本サッカーの「可能性」と言えるだろう。

文●小宮良之

【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
【関連記事】
「かなり困難な挑戦になるが…」“神様”ジーコが語る本田圭佑のブラジル移籍。CSKA監督時代のエピソードも明かす
「ヤットさんにモノを言える人がいない」“新加入”昌子源が明かしたG大阪と鹿島の大きな違い
鹿島、高卒ルーキーふたりがJ公式戦デビュー!ともに存在感を示す一方で、まさかの一発退場も…
J1でも爆発の予感…ルヴァン杯開幕戦で昨季J2得点王レオナルドと8発男オルンガが早くもゴールで存在感!
「ベンチに置いていた監督は解雇すべき」「ようやく笑った!」岡崎慎司の2020年初弾に現地紙&ファン絶賛!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ