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【セルジオ越後】アジアで惨敗も田嶋会長が満票で再選…五輪で結果を残すビジョンはあるのか?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月28日

田嶋会長が再選。「俺ならもっと違うことをやれる」と立ち上がる人も出てこない

U-23アジア選手権では未勝利で敗退。五輪に向けて、相当に危機感は高まっているはずだ。写真:佐藤博之

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 さて25日には、日本サッカー協会の臨時評議員会で、3月の役員改選に伴う会長選挙が行なわれていたのは知っているかな。結果は、単独立候補していた現職の田嶋会長が再選。3月の理事会で承認され、3期目に入ることになった。
    
 まあ64人の評議員が出席して賛成が64票という時点で、今の協会という組織がどういう性質なのかは大方わかるけど、五輪代表のチームがこれほど苦しんでいるなかで、「俺ならもっと違うことをやれる」と立ち上がる人も出てこない。きっと負けても「ドンマイ、ドンマイ」で終わるだけだ。


 田嶋会長は立候補するなら、アジアの大会でグループリーグも突破できなかったチームがどういう理屈で五輪の金メダルを獲れるのか、せめてそのビジョンを説明してほしいよ。海外組がいないからというのは、前述したとおり言い訳にはならないし、オーバーエイジが加われば……というのも、他の国だって同じ条件だ。

 田嶋会長はU-23アジア選手権での敗退後に森保監督と話すと言ったけど、その成果が3月のキリンチャレンジカップでは果たして、どんな風に出るのかな。コミュニケーションが良くても負けたら一緒。ハリルはコミュニケーションが不足していたらしいけど、予選はきっちり勝っていたわけだからね。まずは、なにはともあれ結果で示してほしいよ。
 
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