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キケ・セティエンのバルサが見せた、クライフ・スタイルへの「原点回帰」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月22日

グラナダとのデビュー戦で、8割以上のボールポゼッションを

圧倒的にボールを支配しながら、なかなかゴールを奪えなかったグラナダ戦。決勝弾を決めたのはやはりメッシだった。(C) Getty Images

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 1月19日、キケ・セティエンのバルサはグラナダとのデビュー戦で、8割以上のボールポゼッションを誇り、ほぼ攻め続けた。相手にボールを渡さない。失ったら、すかさず取り返した。じりじりと相手を追い込み、敵陣でのボール奪取からコンビネーションを使ってボックスに入り、エースのリオネル・メッシが決勝点を決めている。
 
「我々はボールを失ったら、すぐに取り返し、再び攻め、ダメージを受けなかった」
 
 キケ・セティエンは言う。
 
<攻撃こそ防御なり>
 
 かつて、クライフ・バルサが打ち立てた「教義」である。
 
文●小宮良之
 
【著者プロフィール】
こみや・よしゆき/1972年、横浜市生まれ。大学在学中にスペインのサラマンカ大に留学。2001年にバルセロナへ渡りジャーナリストに。選手のみならず、サッカーに全てを注ぐ男の生き様を数多く描写する。『選ばれし者への挑戦状 誇り高きフットボール奇論』、『FUTBOL TEATRO ラ・リーガ劇場』(いずれも東邦出版)など多数の書籍を出版。2018年3月には『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューを果たした。
 
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