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西野タイランドの快進撃はどこまで続く!?土曜のサウジ戦は2万5000人の観衆で埋め尽くされるはず

カテゴリ:国際大会

佐々木裕介

2020年01月17日

観客1000人前後の試合が多いなかでタイ代表は2万人超えも

 しかし課題がない訳ではない。多くの得点チャンスを作りだしてはいるがフィニッシュの精度を欠いているし、前半は優位に試合を運べても、後半になると体力面も含めパフォーマンスが低下してしまう。

 勝ち上がりが決定したイラク戦後の喜びようは、あたかも優勝したかのような絵面だった。無理もないのだが、目標へ向けた戦いは尚も続く。94年アメリカ・ワールドカップ アジア最終予選、浮足立っていたチームを叱咤鼓舞したラモス瑠偉のような、冷静な状況判断が出来る者が居るのか心配だ。

 そして準々決勝の相手は、B組1位・サウジアラビア代表に決まった。会場は「聖地」ラジャマンガラ競技場から、バンコク都の北側に隣接するパトゥムターニー県にあるタマサート競技場へと変わる。


 入場者数が1000人前後の入り試合が多かったグループステージで、タイ代表の試合には桁違いのファン(7076人/2万2352人/1万5342人)が集い彼らを支えた。次戦は土曜日夕方の開催、2万5000人収容の箱は青一色に染まるはずだ。

 ホスト国のノックアウトステージ進出は、大会を盛り上げるには持って来いのトピックとなる。主催者であるAFCは、早々に去っていった日本代表のことなど気にせずとも、タイ代表の勝ち上がりに安堵し、続く快進撃を期待しているに違いない。漢の真剣勝負はここからだ。(文中敬称略)

取材・文●佐々木裕介
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