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「どっちが試合に出てもおかしくなかった」びわこ成蹊スポーツ大のGK2人がJ内定に至ったライバル秘話

カテゴリ:Jリーグ

森田将義

2020年01月08日

大学最後の檜舞台となったインカレで正GKを務めたのは…

J内定5選手での合同会見を実施。左から、GK糸原(鳥取)、FW井上(秋田)、MF忽那(愛媛)、FW青山(福島)、GK田中(富山)。写真:森田将義

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 田中にとっても、「紘史郎とは大きな力の差はなく、どっちが試合に出てもおかしくなかった。大学で一番身体能力が高く、セービングの際にもう一延びする所とか、キックの威力は凄い。コンスタントに試合に出ていたら余裕でJ1に行ける選手」と評する糸原の存在は大きかった。

 田中は、ベガルタ仙台のジュニアユースとユース時代は同年代の選手がいなかったため、「練習で良い所を見せないとスタメンから落ちるという危機感を持ってやれたのは大きかった。『糸原には絶対に負けたくない』と練習から思えたから大学で成長できたと思う」と口にする。

 大学最後の檜舞台となった昨年12月のインカレでは2試合とも糸原がスタメンで出場。試合後は、田中が「お前とライバルとして4年間できて良かった」と声を掛けたという。

「対戦した際は、どっちも試合に出られたら嬉しい」と田中が話す通り、共に2020年シーズンはJ3でプレーするため、対戦する可能性は十分にある。これまでと違った形のライバル関係が続く二人の行く先に、今後も注目だ。

取材・文●森田将義(サッカーライター)
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