攻撃陣の枚数は足りているが、イニエスタのバックアップ選手が必要か
攻撃陣の焦点は誰がチームに残るかだろう。MFはアンドレス・イニエスタ、山口蛍、セルジ・サンペールを軸に、インサイドハーフ要員として古橋亨梧や小川慶治朗、ポドルスキ、田中順也などのFW陣がいるため、枚数的には足りている。
強いて補強ポイントを挙げるなら、イニエスタのバックアップ選手か。安井拓也や郷家友太ら若手はいるが、プレースタイルの違いもあり、代役となると少し意味合いが変わってくる。元神戸の森岡亮太(ベルギー/シャルルロワ)のような日本人の司令塔タイプがいるといいのかもしれない。
強いて補強ポイントを挙げるなら、イニエスタのバックアップ選手か。安井拓也や郷家友太ら若手はいるが、プレースタイルの違いもあり、代役となると少し意味合いが変わってくる。元神戸の森岡亮太(ベルギー/シャルルロワ)のような日本人の司令塔タイプがいるといいのかもしれない。
FWは現状で十分。30節を終えた時点で、ビジャが12得点、古橋9得点、藤本憲明8得点(全て大分時代)、仙台戦2ゴールの小川と役者は揃っている。ウェリントン以外にハイタワーが必要なら、バンコク・ユナイテッド(タイ)に期限付き移籍中のハーフナー・マイクを呼び戻せばいい。アタッカー陣に関しては、ポドルスキや海外からオファーの噂がある古橋を含めて、補強よりも残留に注目が集まりそうだ。
天皇杯優勝でACL出場権を獲得すればなおさらだが、来季はバックアップ選手の底上げがテーマになりそうだ。
取材・文●白井邦彦(フリーライター)