川崎戦は３-２の勝利に貢献したが、結果的に２失点したことで、小さくない悔いは残っただろう。それでも、自らの力を証明する一戦にはなったはずだ。
加えてACL・ラウンド16の第２戦、鹿島戦以降、荒木が３バックの中央を務めるようになってからチームは無敗。それは彼の好パフォーマンスと無関係ではないだろう。
「（川崎戦は）自信にはなりますが、過信にならないよう、次の試合で痛い目に合わないように、足もとを見つめて準備したいです」
実直な性格が窺える言葉を残してスタジアムを後にした男の姿からは、今後の成長も期待できた。
取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）
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