大事なのは質と気持ち。若いか、ベテランか、は重要ではない。
――試合前、選手にはどのようなメッセージを?
今日、選手に言ったのは、合宿中に私がチームを不在にしていたことで、練習セッションは1回しか行なえなかったが、前回の敗戦(0-4で大敗したブラジル戦)の後ということもあり、言い訳はできないと伝えた。
また、ホームのサポーターの前での試合なのだから、勝つ義務があるとも言った。少なくとも、すべてのボールをラストボールだと思って戦わないといけない、と。それは、試合に勝つためだ。
――言い訳はできないと語ったとのことだが、追い詰められていた気持ちはあったのか?
代表監督というのは、どんな状況でもプレッシャーはかかるものだ。それでなくとも、試合に勝ちたいという気持ちがあれば、自然とプレッシャーは生まれる。
(日本サッカー協会・技術委員長の)霜田(正浩)さんとは常にコミュケーションを取っている。常にサッカーの話をしているが、彼からプレッシャーを受けることはない。それぞれが役割を担い、そして実行している。素晴らしい関係を築けていると思う。
――アジアカップに向けてチームのベースを作らないといけないと語っていたが、今日でそれはできたのか?
ベースは見つけることができた。もっとも、次のオーストラリア戦でもチームをさらに向上させる作業を続けていくことになる。
――9、10月の代表戦では若手を試し、今回は経験豊富な選手を起用した。経験豊富な選手を呼べば、このようなプレーができると想定していたのか?
このチームの平均年齢は26歳。武藤が22歳、塩谷(司)が25歳、昌子(源)が21歳、松原(健)が21歳、森岡(亮太)が23歳、柴崎(岳)が22歳と、非常に若い選手たちだ。
今、日本のベストの23人を探している最中だが、年齢はそれほど気にしていない。どのチームでプレーしているか、も。質が高くて、日本代表としてプレーする意欲を持った選手を探している。
先発もベンチも、質が高いから選んだ。若いか、ベテランかで選んだわけではない。
――このような大勝は、アジアカップのメンバー選考に向けて監督の頭を悩ますことになったのか? それとも、より明確にしたのか?
相手を見下してはいけないが、ホンジュラスはアメリカに引き分け、メキシコに敗れた後、やってきたチームだ。
そのようなチームだけに、楽に勝てたと感じられるかもしれないが、そういうゲームではなかった。
(メンバー選考については)勝って迷う方が、負けて終わるよりはいいと思う。もちろん、今日のゲームではっきりした部分も出てきた。
――ミランの本田は今、とても良いプレーを見せているが、どこが良くなったのか?
モチベーションが高いと感じる。海外でプレーしている日本人で、自分が最も重要な役割を担っていると認識し始めたのだろう。
もちろん(香川)真司も重要な選手だが、年齢や経験などを考えると、圭佑こそが日本人選手の基準になっている。そして今、彼は成熟する年齢に達した。
圭佑は、ピッチ内外での自分の役割を分かっている。彼と仕事をし始めて3か月経つが、目を見るだけで理解し合うことができるようになった。
(今日のプレーについては)FKが決まっていれば、さらに素晴らしかった。
【写真】国際親善試合|日本 6-0 ホンジュラス
今日、選手に言ったのは、合宿中に私がチームを不在にしていたことで、練習セッションは1回しか行なえなかったが、前回の敗戦(0-4で大敗したブラジル戦)の後ということもあり、言い訳はできないと伝えた。
また、ホームのサポーターの前での試合なのだから、勝つ義務があるとも言った。少なくとも、すべてのボールをラストボールだと思って戦わないといけない、と。それは、試合に勝つためだ。
――言い訳はできないと語ったとのことだが、追い詰められていた気持ちはあったのか?
代表監督というのは、どんな状況でもプレッシャーはかかるものだ。それでなくとも、試合に勝ちたいという気持ちがあれば、自然とプレッシャーは生まれる。
(日本サッカー協会・技術委員長の)霜田(正浩)さんとは常にコミュケーションを取っている。常にサッカーの話をしているが、彼からプレッシャーを受けることはない。それぞれが役割を担い、そして実行している。素晴らしい関係を築けていると思う。
――アジアカップに向けてチームのベースを作らないといけないと語っていたが、今日でそれはできたのか?
ベースは見つけることができた。もっとも、次のオーストラリア戦でもチームをさらに向上させる作業を続けていくことになる。
――9、10月の代表戦では若手を試し、今回は経験豊富な選手を起用した。経験豊富な選手を呼べば、このようなプレーができると想定していたのか?
このチームの平均年齢は26歳。武藤が22歳、塩谷(司)が25歳、昌子(源)が21歳、松原(健)が21歳、森岡(亮太)が23歳、柴崎(岳)が22歳と、非常に若い選手たちだ。
今、日本のベストの23人を探している最中だが、年齢はそれほど気にしていない。どのチームでプレーしているか、も。質が高くて、日本代表としてプレーする意欲を持った選手を探している。
先発もベンチも、質が高いから選んだ。若いか、ベテランかで選んだわけではない。
――このような大勝は、アジアカップのメンバー選考に向けて監督の頭を悩ますことになったのか? それとも、より明確にしたのか?
相手を見下してはいけないが、ホンジュラスはアメリカに引き分け、メキシコに敗れた後、やってきたチームだ。
そのようなチームだけに、楽に勝てたと感じられるかもしれないが、そういうゲームではなかった。
(メンバー選考については)勝って迷う方が、負けて終わるよりはいいと思う。もちろん、今日のゲームではっきりした部分も出てきた。
――ミランの本田は今、とても良いプレーを見せているが、どこが良くなったのか?
モチベーションが高いと感じる。海外でプレーしている日本人で、自分が最も重要な役割を担っていると認識し始めたのだろう。
もちろん(香川)真司も重要な選手だが、年齢や経験などを考えると、圭佑こそが日本人選手の基準になっている。そして今、彼は成熟する年齢に達した。
圭佑は、ピッチ内外での自分の役割を分かっている。彼と仕事をし始めて3か月経つが、目を見るだけで理解し合うことができるようになった。
(今日のプレーについては)FKが決まっていれば、さらに素晴らしかった。
【写真】国際親善試合|日本 6-0 ホンジュラス