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「名手がいれば流れ星もいた…」伊メディアがセリエAを彩った10人の“ジャポネーゼ”を特集!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月09日

俊輔&長友は高評価も他のサムライたちは──

2003年にセリエAで実現した中田(右)vs中村(左)。いまでは珍しくなくなった4大リーグでの日本人対決だが、当時の国内では特大のニュースだった。(C)Getty Images

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 日本が誇るレフティー、名波は中堅クラブ、ヴェネツィアで1シーズンプレーした。「チームとの相性に恵まれず、本領を発揮できなかった。24試合に出場して1ゴールを決め。いくつかのアシストを決めたが、チームのB降格を阻止できなかった」と記した。続いて中村については「魔法の左足でレッジーナ・サポーターを熱狂させ、小さな町にたくさんの日本人観光客を呼び込んだ」と称賛し、「41歳のいまもジュビロ磐田で現役を続けている。驚きでしかない!」と綴っている。
 
 セリエAでノーゴールに終わった柳沢を「与えられた役割に不運な面があったとはいえ、物足りないパフォーマンスだったのは否めない」と論じ、小笠原に関しては「1得点を記録するも1年でわずか6試合の出場。結果的に降格するメッシーナでチャンスをもらえなかった」と評価。2年間で10試合・0得点の大黒については「極端にプレー機会がなく、本人も不本意な結果となった」と紹介している。
 
 18歳でカターニャの門を叩いた森本には、「長く印象的なプレーを続け、確かな足跡を残した。とりわけローマ・ファンはよく覚えているだろう。モリモトはジャッロロッソを相手に7試合で5得点を挙げたのだから」とした。

 
 中田を凌ぐ186試合(9得点)に出場したのが長友だ。インテルではアイドルのようにファンに愛されたが、同メディアも「情熱と魂を込めてプレーし、常に献身的に振る舞った人気者だ。キャプテンマークを託されるなどチーム内での信頼が厚く、そのコンスタントな活躍でインテルの左サイドを引き締めた」と絶賛している。
 
 最後は、ミランに鳴り物入りで入団した本田。「ミランはその左足に惚れ込んで獲得したわけだが、イタリアでは説得力のあるパフォーマンスを示したとは見なせない。足かけ4シーズンで81試合・9得点。寂しい数字だろう」と評しつつ、「以降はメキシコ、オーストラリアでプレーし、カンボジア代表監督を務めてオーストリアのクラブを経営するなど、先鋭的な活動を続けている」と記した。
 
 冨安のボローニャ移籍が実現すれば、日本人センターバックとしては初めてのセリエA挑戦となる。伝統のカテナッチョを誇る熾烈な舞台で、20歳の至宝はいかなるキャリアを刻んでいくのか。日本のみならず、イタリア・メディアからも高い関心を寄せられている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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