• トップ
  • ニュース一覧
  • “サイバーエージェント”グループ参画効果で追い風!! J2町田に天然芝の練習グラウンドが誕生!

“サイバーエージェント”グループ参画効果で追い風!! J2町田に天然芝の練習グラウンドが誕生!

カテゴリ:日本代表

郡司 聡

2019年06月22日

「自分たちの結果で環境を変える」とピッチで奮闘してきた選手たち

町田は18節終了時で16位。思い描いた展開ではないが、まだまだ挽回のチャンスはある。新練習場で巻き返しを図りたい。写真:郡司聡

画像を見る

 このように天然芝の練習環境が整ったことは、クラブにとっての悲願が実現した格好だ。しかし、6月末に申請するJリーグクラブライセンス制度において、J1ライセンスを取得するためには今回の環境整備だけでは不十分でもある。そのため、クラブ側は現在、町田市内にクラブハウスと天然芝のグラウンドを併設したハード面を整えようと、行政や関係各所との最終調整を進めている。
 
 いずれにせよ、町田のトップチームが利用できる練習場の選択肢は増えた。固い人工芝のピッチでは足腰に掛かる負担も大きく、夏場には強烈な太陽の照り返しによって、想像以上に暑さを感じる環境下でトレーニングを続けてきた現場にとっては、なによりの朗報だろう。J2第18節を終えた時点での町田は、5勝6分7敗の16位。「自分たちが思い描いていたような結果ではない」(増田卓也)チームにとっては、今後の反撃に向けて、大きなプラス材料となるに違いない。
 
 16年にトライアウトを経て町田に加入した中島裕希は、「自分たちの結果で環境を変える」とピッチで奮闘してきた。その成果の形が、昨年のCAグループへの参画であり、今回の練習環境の変化だ。その中島は言う。
「自分たちがここまで結果を残してきたからこそ、勝ち取ったものですし、天然芝でトレーニングができる喜びを感じながら、個人のスキルやチーム力を積み上げて、さらなる結果を残さなければならないという責任感を持ち、シーズンを戦い抜きたい。そうした思いを強くしました」
 
 昨季の4位から自動昇格圏も見据えた立ち位置へ――。「環境を言い訳にできない」(李)選手たちは、「天然芝のピッチで練習するからには、結果を残さなければならない」(中島)という使命感で燃えている。
 
取材・文●郡司 聡(フリーライター)
 
【関連記事】
昨季4位躍進の町田が苦戦…特徴を消しに来る相手に対抗策は見出せるのか?
「思い切りよく冷静に」無得点を脱した"町田のエース"が描くゴール量産のイメージ
悲願のJ1昇格へ死角なし!チームに根付く競争意識が町田ゼルビアを一段上に押し上げる
【J2】日程・結果
【J2】白熱の首位攻防戦は山形に軍配!後半AT弾で劇的勝利の大宮が2位に浮上!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ