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【三浦泰年の情熱地泰】コパ・アメリカ編|いよいよ初戦を迎える日本代表。世界に向けて発信、アピールを続けてほしい!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月17日

一人ひとりが怖がらず、南米選手の前で自分のプレーをできるか?

現地で調整を続ける日本代表の選手たち。初戦のチリ戦ではどのような戦いを見せてくれるだろうか。(C) Getty Images

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 一方、トゥーロン国際での日本の評価はどうか。戦ったブラジル選手はもちろん、サッカー王国ブラジルの国民も驚きだと評している。
 
 U-20ワールドカップ、女子ワールドカップ、そしてトゥーロン国際大会と、日本のサッカーは間違いなく世界に発信、アピールし続けている。
 
 この流れをコパ・アメリカで止めてはいけない。僕はたまたまこの時期にブラジルにいることができている。
 
 ここ何十年も近く、海外のサッカーを生で、現地で見ていなかった。南アフリカ、ブラジル、ロシアと、ここ3大会のワールドカップも現地へ行くことはなかった。
 
 友人のブラジル人が言った。「グループステージを突破すればブラジルと当たる。ブラジルには勝てるよ」と半分冗談のような言い方をしていた。しかし、日本がグループステージを突破すれば、これはサプライズだ。
 
 プロの世界は勝負の世界だ。勝つか負けるかは大事だ。結果は問われる。しかし、今回のメンバーはそんなことは気にしないで勝利を信じて戦うべきだ。結果を恐れてはいけない。
 
 一人ひとりが怖がらず、南米選手の前で自分のプレーをできるか? 状況判断、止めて・蹴る、が普段通り出来るかだ。僕が19、20歳の頃、この環境でできるかな? と思い浮かべつつスタンドから試合を見ていた。
 
 あのモロンビに立って走るだけでも目が回りそうだった。そんな環境の中で若い日本代表が普段通りにプレーできれば、これは東京オリンピックにもつながるはずだ。
 
 今日、サンパウロのジャパンハウスで田嶋幸三会長が出演するトークイベントに招待され、田嶋会長の話を聞いてきた。一生に一度(田嶋会長自身は、64年を経験して2回目だと言っていた)あるかないかの東京オリンピック。
 
「優勝を狙う!」と意気込みも高かった。今後の日本サッカー界にとって大事な時間だ。ひとつになって戦うべきだ。
 
「馬主が自分の馬を信じなくなってはいけない」
 
 自分たちの日本代表を自慢できるようにコパ・アメリカを現地で見守りたい。そして、明日は現地で観戦できることになった。
 
 日本代表ファミリーとして一緒に戦いたい。
 
2019年6月16日
三浦泰年
 
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