• トップ
  • ニュース一覧
  • アルゼンチンが観客席にいた選手を使って失格危機を逃れる!? コパ・アメリカで起きた“珍事”を紹介!【現地発】

アルゼンチンが観客席にいた選手を使って失格危機を逃れる!? コパ・アメリカで起きた“珍事”を紹介!【現地発】

カテゴリ:国際大会

チヅル・デ・ガルシア

2019年06月14日

1試合で3本もPKを外した点取り屋

3本連続でPKを失敗し、声を出して嘆くパレルモ。当然ながら厳しいバッシングを浴びた。 (C) REUTERS/AFLO

画像を見る

 コパ・アメリカをめぐるピッチ外でのハプニングを紹介すると一冊の本になってしまうが(実際に珍事ばかりが綴られた本が存在するのだが……)、ピッチの中でも考えられないことが起きている。

 日本も参戦した99年パラグアイ大会の対コロンビア戦で、アルゼンチンのマルティン・パレルモがPKを3本蹴って全て失敗するというFWとして痛恨の失態を演じてしまったのだ。

 プロサッカー界において1人の選手が、1試合で3本のPKを失敗するというケースは前例がなく、当時は「即ギネスブックに登録すべき」と騒がれたほどだった。ちなみにパレルモは、ちょうど10年後の09年、所属していたボカ・ジュニオルスの練習試合でもPKを3本失敗している。

 最近起きたケースでは、2011年大会でのパラグアイが1勝もしないまま決勝に進出したことが記憶に新しい。
 
 グループリーグの3試合で全て引き分けたあと、準々決勝でブラジル、準決勝でベネズエラと対戦し、どちらも無得点ドローからPK戦の末に勝ち進んだのである。

 また今大会をめぐっては、アルゼンチンで前科を持つ5000人のバーラ(暴力的サポーター集団のメンバー)がスタジアム入場を禁じられていることが話題となっている。

 ここで紹介した珍事は、いずれも思わず「南米ならでは」と一言添えたくなるようなものばかりだ。今大会も微笑ましい出来事だけに留まることを願わずにいられない。

文●チヅル・デ・ガルシア
text by Chizuru de GARCIA
【関連記事】
現地識者が語る“最古の世界大会”「コパ・アメリカ」の魅力。欧州にない泥臭さと究極のライバル意識、そして――
「マドリーが“日本の真珠”久保建英をバルサから奪う」とスペイン紙が報道! 年俸1億3000万円で5年契約を結ぶと伝える
若き日本代表は何位に? コパ・アメリカ出場12か国の「推定市場価格」総額をランク化!
女子W杯、フランス戦は国内1000万人超が視聴!! 予想を裏切り、国内では男子並みのフィーバーに【現地発】
【現地発】気まぐれなネイマールの欠場はセレソンにとってプラスだ!「重し」の取れたチームが見違えるように溌溂と…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ