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【エルサルバドル|戦評】「3-4-2-1の深化」「永井の2ゴール」「久保のデビュー」スコア以上の“収穫”が得られる一戦に

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年06月10日

多彩な攻撃を見せる

右ウイングバックを務めた伊東。チャンスに絡んだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 例えば5分には永井が前線からプレスをかけて、右サイドで伊東がパスカットすると、そのまま相手エリア内をドリブルで突破。折り返しを逆サイドの原口がシュートを放ったように、両ウイングバックが高い位置まで攻め込んで、フィニッシュへ持ち込んだ。
 
 また先制ゴールは、3バックの右を務めた冨安からのスルーパスを、相手エリア内で受けた永井がDFふたりを切り返しで抜いて決めた形。
 
 さらに26分には小林の縦パスを相手ゴール前で原口がワンタッチで南野へつないで最後は堂安がゴールに向かい、34分には橋本の縦パスを南野がワンタッチで永井へつないで惜しいシュートチャンスを迎えるなど、良いコンビネーションでエルサルバドル守備陣を困惑させた。
 
 41分の追加点は3バックの左・畠中の縦パスに原口が走り込み、そのクロスに永井が合わせて決めたもの。各ポジションの選手の動きが噛み合った見事な崩しだった。
 
 もっとも、浦和時代にペトロヴィッチ監督の下で3-4-2-1を経験してきた原口は「守備に関してはハマったと思います。ただ、もっとこうしたほうが裏を綺麗に取れるとか、(シャドーの南野)拓実と(堂安)律がもっとこうすれば綺麗に受けられると感じたシーンはいくつかありました」と、攻撃面の課題を指摘。
 
 南野も「監督は僕にFWに近い位置でプレーしてもらいたかったはずですし、自分もそうプレーしたいと考えていました」と話すが、「なかなかボールが入らず、もどかしい時間帯もありました」と振り返り、後方にボールを受けに下がってしまうシーンも見られた。このあたりのシャドーにボールを入れる方法は、今後、改善していく必要があるのだろう。
 
 
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